Motel Chronicles


■2003年10月2日

最後の更新が悲鳴のような感じになってしまい、大変失礼しました。
たくさんの励ましメール、頂きました。
恐縮です。
それにしても39時間労働は、自分自身のせいで引き起こしたわけですけれど、
なんだか最後は夢遊病のような感覚でした。
帰宅してからも身体はもちろんものすごく疲れているのですが、頭の方は
アドレナリンが出まくっている感じで寝られない、というアンバランスな感じなのです。
睡眠もそこそこに次の日もなかなかハードなレコーディングでしたが...

自分では意識していない頭の片隅で、〆切に対して計算している気がするのです。
つまり自分は何曲書くつもりでいて、それには何時間前から始めなければ間に合わない等々。
そして私は曲が生まれてくるのを待っている、という感覚でコンピューターの前に
座り続けているのです。
いえ、もちろんウンウンいいながら曲は作り続けているのですが、ある時カチャッと
スイッチが入って、それからは書けなかったことが嘘のように仕事がはかどり始めるのです。
まぁもしこの段階で、コンピューターが壊れる、プリンターが作動しない、
データーが飛んだ等々何かあったらアウトですけれど、ね。


このモーテルクロニクルズを書き始めて新聞のコラムのお仕事をいただいたのですが、
そのコラムを書くようになってから飛躍的に書くことが増えました。
それだったらこの日記も早く更新せい!と突っ込まれそうですが、文章を書いている
というより、文字を書いているという感じが強いです。
もちろんこれはコンピューターがあるからこそ、なのですが、でも海外旅行のテレビロケの
時でもひとりでロンドンに行って音楽事情情報収集をしている時も、ずーっと
万年筆を使って日記を書いていたりします。
友人宛のe-mailはどんどん文字数が増えて、調子に乗るとだいたい1500字とか
書いている時もありますから、読む方は迷惑だと思うのですが...
ランニングハイというのがありますけれど、それに近いのではないかと思います。
書き始めると止まらない。
書いている内容は特にすごい!!というものはないのですが、FMのDJが隙間なく
喋ることが出来るような、そういう感じでしょうか...
アナウンサーの方も意識しなくても勝手に口が動いている時がある、と
いっていましたが、まさしくそんな感じです。


相変わらず仕事の隙間が出来ずに、考えてみれば2月のイタリアレコーディングから
ずーっと休みなく働いているような気がします。
今月はコンサートが3カ所ありますし、久しぶりにテレビの海外ロケも控えています。
11月にはことし最後の東京でのコンサートもありますし...
お問い合わせの多かったディナーショーですが、まだ正式にはお知らせ出来ませんが、
それにちかいものがあります。
12月25日に教会でクリスマスコンサートをします。
どうぞ楽しみにしていてください。
東京の教会ですが収容人数もそれほど多くありませんので、こまめに
チェックすることをお奨めします。