Motel Chronicles


■2006年9月1日

納豆、好きですか?
私は大好きで、以前、日立でのコンサートの帰り、高速道路のSAで
買った納豆がすごくおいしかったのをブログにも書きました。
今、スタジオでトラックダウンの作業中ですが、今日の朝も時間がなかったので
納豆ひとつ食べてスタジオに来ました。

そんな納豆好きにと、友人ディレクターが実家である北海道から
納豆セットを送ってくれました。
もう幸せ一杯、こんなにうれしい頂き物はありません。
いや他にも板垣のラフランス、山形のサクランボと好きな頂き物は
数多くありますが、納豆は初めてでした。
いろんなメーカーの、でも北海道の遺伝子組み換えをしていない大豆を
使った納豆の食べ比べを出来るわけです。

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なかなかこうやって並べると壮観ですよね。
ただ、いろんなものをまとめているので、残念ながら賞味期限が
どれにも書かれていないのです。
もう一週間になりますが、まだ半分、と言うところでしょうか....
普通に売っているものより中身が多くて、ひとパック食べるだけで
ちゃんとした朝ご飯になったりします。
まぁ納豆ですから、多少賞味期限が過ぎたところで、かえって美味しくなる
ような気はしていますが。(笑)

シネマダブモンクスのレコーディン時の写真を発見。
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ジャケット撮影の時に中島パテシエとのツーショット。
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山下洋輔さんとデュオのレコーディングをしました。
大昔、まだ新宿ピットインがまだあった頃、彼のライブにネコカルの
一員として参加していました。
サントリーホールのガーシュインのラプソディインブルーのコンサートにも、
参加させてもらいました。
彼のピアノは独特て憧れであったのですが、やっと自分の仕事に
参加してもらえて感激のうちにレコーディングは終わった次第です。
あまりに感激していて、写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

この日にもうひとりピアニスト、紺野紗衣さんにも参加してもらいました。
このスタジオにはスタンウエイとベーゼンドルファー、2台置いてある
何とも贅沢なスタジオ。
どうせならということで、2台の連弾を録音してみました。
この曲がアルバムに入るかどうかは、まだちょっとわからないのですが....
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また、数日前のレコーディングセッション、村上ポンタさんという大好きな
ドラマーをお呼びすることができました。
会えばお話をするくらいの顔見知りでしたが、自分の仕事に
参加してもらうのは初めてです。
洋輔さん曰く、そんな不良と付き合ってはいけない、でしたが、お互いに
どっちもどっち、らしいです。
それから私がデビュー前からよく知っている、プロデューサーの武部聡さん。
普段は譜面を書く側の人ですが、ピアニストとしてお呼びしました。
ベースは修浩一さん。
私と同じ年齢だということが判明。
それともうひとりのゲスト、尺八の藤原道山。
それと桐山ストリングスを同時録音でセッションをしました。
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昔はこういうスタイルが当たり前だったのですが、今ではマルチトラックが
流行ってしまいましたから、一人ずつ録音、というのが
普通であります。
このレコーディングはほとんど主要ミュージシャンが私と同年代、もしくは
それ以上の年齢なのですが、本当に上手くて素晴らしい人たちです。
同時録音が出来るというのも、たぶん、若い人たちには無理なんじゃ
ないかなぁとも思ったりします。
バンド以外でしたら経験もないでしょうし....
でもこういうスタイルは、ミュージシャンの組み合わせで録音の出来が
左右されますから、そのセッティングひとつにもドキドキでリスクもあります。
でもうまくいった時の喜び、達成感は自分一人のものではなく、
その場に参加してくれたミュージシャン全員が共有出来るもので、
コンサートに近いものがあります。
実際、みんなニコニコ顔で帰っていってくれました。
いいレコーディングの時は、スタジオからなかなか帰りたくないかんじでも
あります。
そんなレコーディングでした。
パチパチ。

■2006年8月25日

私のコンサート、2006年度のスケジュールをお知らせします。

■東京
日時/2006年10月26日(木)開場18時30分 開演19時
会場/紀尾井ホール
料金/¥6,000(税込み、全席指定)
お問い合わせ/キャピタルビレッジ Tel03-3478-9999
チケット発売/チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
CNプレイガイド、紀尾井チケットセンター、キャピタルビレッジ
主催/TOKYO FM/キャピタルビレッジ
企画制作/ホリプロ/キャピタルビレッジ
後援/バップ

■愛知
日時/2006年10月14日(土) 開場18時30分 開演19時
会場/小牧市東部市民センター 料金/¥2.500(税込み、全席指定)
お問合せ/小牧市東部市民センター Tel0568-79-0011

■福岡
日時/2006年11月16日(木) 開場18時 開演19時
会場/ユメニティのおがた 大ホール 料金/¥3.500(税込み、全席自由)
お問合せ/ユメニティのおがた Tel0949-25-1007

■兵庫
日時/2006年11月17日(金) 開場18時30分 開演19時
会場/神戸新聞 松方ホール 料金/前売¥4,500 当日¥5,000
友の会¥4,000(税込み、全席指定)
お問合せ/松方ホールプレイガイド Tel078-362-7191

■札幌
日時/2006年11月26日(日) 
詳細近日アップ予定、8月下旬よりチケット発売
お問合せ/オフィスワン Tel011-612-8696

yoursコンサート韓国公演決定しました。
デビュー20年で、初となる韓国での公演です。
「溝口 肇 コンサート in ソウル」
2006年9月20日(水)
会場/韓国チュンムアートホール
お問合せ/ホリプロ 制作部03-3490-4615


という、スケジュール的には相変わらずゆるい感じですが、
とてもいいコンサートになると思います。
是非、来てくださいね。

韓国コンサートは本当に楽しみです。
まだ韓国に行ったことがないので、今回は初韓国、初公演と
初づくしでがんばります。
実はこの韓国公演にちなんで、コンサートを含んだパック旅行を
企画したのですが、応募人員が規定にならなかったため、ダメになりました。
応募されたかた、本当にごめんなさい。
平日のコンサートなので、普通仕事をしていたりするとなかなかスケジュールは
取れないですよね。
このツアー企画段階で私は無理かなぁ、と読んでいたのですが....
でもやっぱり残念です。
私は美味しいものたくさん食べて来ようと思ってます。(笑)

■2006年8月22日

L'OCCITANEはだいぶ前に流行ったのですね。
私はあまり流行ものに疎いので、知りませんでした。
早速フランスの友人からメールが来て、L'OCCITANEの言葉の由来は、
「オクシタニ地方」から来ています、との事でした。
たくさん説明があったのですが、掲載の許諾を取っていないので
やめておきます。
メールをくれた友人のブームはPATYKAだそうです。
香りがとても優しくて、ボトルがシンプルらしいのですが、
webで見たところ私にとってはちょいフェミニンすぎるというか、
ユニセックス感が希薄なので、しばらくはL'OCCITANEで
いってみようかと思っています。


昨日は藤沢のスタジオでした。
宿泊設備がついてご飯もちゃんと出してくれる、とてもいいスタジオです。
東京から1時間くらいと、リゾートに浸るにはちょい微妙な距離ですが....
昨日のプロデュースは沖縄在住の、Cinema Dub Monks
統括プロデューサーから彼らのCDを聴かせてもらって、あぁいいなぁと思い、
アレンジをお願いをしたのです。
CDから想像されるレコーディング作業風景、沖縄の人、等々、いろいろな覚悟は
充分していたつもりですが、でもやっぱり作業の時間の流れには
ついて行けませんでした.....(笑)
ゆっくりなんですよねぇ〜。
さすが沖縄、という感じ。
短い単純な曲だったのですが、悩み迷い、8ミリやスライドまで見て
イメージを膨らまし、8時間かけてレコーディングをしました。
こういうスタイルはヘッドアレンジといい、なんとなく頭の中でアレンジの
イメージだけを考えてスタジオに来て、音を出しながら曲を構築して行く、と
いうものなのですが、下手をすると曲をスタジオで作る人もいます。(笑)
でも、そんなゆったりのんびりと仕事を出来たのはだいぶ昔のことで、
今はやはり予算というものから、そんなことは絶対に許されません。
ちゃんと自宅スタジオで譜面を書きある程度(だいたい70%くらい)の
構想を作ってから、スタジオ作業です。
彼らを見ていて、ちょっと羨ましくなりました。(笑)
私がいつもやっているサントラのレコーディングでしたら、8時間もあったら
「ハイッ!行くよ〜!!」と20数曲完パケ!!です。(笑)

彼ら二人とチェロも一緒に演奏をしたのですが、演奏の緊張感とか
気持ちのピークをいつどこに持って行っていいのかわからず、
無駄な緊張感を数時間保持していて、最後には疲れきって
眠くなってしまいました。
自分自身、人間がまだまだだと言うことを痛感した次第であります。
いかに普段あくせく動いているか....
とはいえ、そういう感じも嫌いではないのですが。
あくせくしている部分があるから、緊張感や気力がみなぎり
普段とは違う力が出てくる、というのもありますし、その部分があるから
そうじゃないオフの部分も楽しめる、と最近はそう感じています。

そうはいえ、昨日のレコーディングは長時間かけただけあって
「ゆるい感じ」は大変良く出ていて、自分の曲がまったく違うものに聴こえます。
これもまた楽し、です。
あぁでもメンバーの人たち、みんな沖縄出身ではありませんでした。
これまたびっくり。
でも既に人生の半分以上を沖縄で過ごしているらしく、まさしく
沖縄の人、でした。

■2006年8月21日

最近男性の間でもアンチエイジングというのが流行り始めているらしいです。
私が友人からいただいた、例のコラーゲンフェイスパックもそのひとつですね。
いや、あれは男性用ではありませんが....
あのブログを見たスイスの同い年の友人からは、
「何でそんなもの使うの!」とお叱りと怒りの混ざったメールを
もらいました。(笑)
まぁ私の周りの同年代の女性からは、そんなもの必要ない!!!と言う人が
ほとんどですが。
なんででしょう.....

ボディソープも洗顔料もなくなってしまったので、L'OCCITANEという
ブランドのお店に買いに行きました。
夏季限定のシトラスソープが結構良かったので、リピーターです。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープはモルトンというイタリアの
メーカーのがお気に入りですが、欠点は売っているところが少ないこと。
伊勢丹か今行っている美容室くらいしか知りません。
でも、このL'OCCITANEもなかなかいいです。
というか、とってもいいかも。
基本的に女性客がほとんどと思われる店内で長居はしたくないので、
お店の人に聞いてお勧めされるがままに購入です。
で、今回買った洗顔料。
顔色が明るくなります、と勧められたのですが、嘘ではありませんでした。
いや、ちょっとびっくり。
スクラブ系はないのか聞いたところ、泥パックのようなものも
勧められました。
これもすごい。
ちょっとピーリングされているような、顔が熱くなる刺激がありますが、
古い角質を取ってくれるそうで、いい感じです。
ボディーソープはハーブの薬草の香りがするもの。
以前のシトラスも良かったですが、更にさっぱり感があります。
以上、3点お買い上げで結構な値段です。
洗顔はダヴですまして来た私にとって、ちょっとした冒険ではありますが、
クセになりそうです。(笑)

ある縁でカリタというフェイシャルに行っていたことがあります。
フランスのあのカリタのお店の系列です。
基本的には女性だけなのですが、お店にお客さんの予約がない時だけ
やっていただきました。
このフェイスマッサージもなかなかすごくて、顔のくすみが取れます。
撮影前とかには欠かせないものだったのですが、最近はちょっとご無沙汰です。

ハンガリーで行ったフェイシャルも良かったですね。
もちろんテレビの番組ロケの中で、ですよ。
全部化粧品類が薬品とかを使わず、ハーブなどの自然のもので
調合されて数百種類あると言っていました。
ただ、欠点は日持ちがしないこと。
冷蔵庫でのキープはもちろん、だいたい一ヶ月くらいだったと思います。
もちろん日本にも持ち帰りましたが、なくなった時点で終わりでした。
ちょっと残念なのですが....


今までの夢に思っていたことを、少しずつだけ実現しています。
いや、本当にささいなことですなんですけれど。
今一番楽しいのは、毎日パン屋に行くこと。
パン屋さん、大好きなのですが、その中でもバゲットを買って
歩いて帰るという幸福感!!
焼きたてにぶつかれば、ちぎって食べながら帰ります。
出来ることならこれをパリの街で、朝起きてまずパンを買いに出て、
そしてカフェオレを入れる、なーんてことを実現したかったのですが.....
でもその五分の一くらいは楽しんでいます。
ここ最近はずっとロブションのパンですが、最近ウエスティンのカフェが
リニューアルして、バゲットとかお惣菜を売り始めました。
気になるところです.....

■2006年8月18日

そろそろレコーディングのことでも書きましょうか....
特に秘密にしているわけではないのですが、今回は20周年ということで
企画盛りだくさんにてCD制作は日々続いています。

まずはコラボレーション。
これはまだ発表するわけにはいきませんが、異業種コラボが
実現しました。
パテシエに私をイメージしたケーキを作ってもらったのですが、
とても美味しいものが出来上がっています。
それはお店でも販売されるものになります。
中身は、まだまだ秘密ですが、自分が甘いものが好きなので
(いや、お酒も飲みますし、結局は美味しいもの何でも)
自分の好きなものを組み合わせてみたらどうなるだろう、という
ケーキです。(笑)
とても軽やかでしかもパンチの効いたモノになっています。
CDのタイトルもそのケーキにちなんだものになるはずです。
TFM坂上姉さん、待っててくださいね〜、番組に持参しますよ〜。
写真は中島パテシエとのツーショット。
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CDの参加ミュージシャンも、豪華です。(古い言葉ですね...)
豪華、というか、昔からつきあいのある人たちに
出演をお願いしました。
ゴンチチに書いた曲は大変軽やかで、彼ららしいサウンドを
引き出せたと思っています。
曲の出だしの4音は、ゴンチチの曲から使っています。
ものすごく好きな曲だったので....
でも打ち合わせの時にそんなことを話し合っていたのですが、
彼ら、何の曲だっけ?と忘れていました。(笑)
ゴンチチは私以上に曲を書いていますから、たぶん。
寿司屋で大笑いしていますが、これでも真剣に曲の打ち合わせ中、の図。
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自分のアルバムに初めて他の作曲家に書き下ろしてもらいました。
人の曲が自分のアルバムに入ったことは、幾度としてありましたが、
書き下ろしは初めてです。
作曲は松本俊明さんという人で、この曲では土岐麻子さんが
ヴォーカルで参加してもらっています。
アレンジは私。
人の曲というのはいろいろ勉強になります、はい。
土岐麻子さんはインディーズのほうでブレイクした、とても素敵な
歌声の持ち主で、もうすぐメジャーデビューも決まっているようです。
彼女が歌詞も書いてくれました。
松本君と3ショット。
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最近のマイブームは、チェロカルテットです。
普通、ストリングスカルテットというとヴァイオリン二人、ヴィオラ一人、
チェロ一人という編成ですが、チェロ4人という変則カルテットです。
昔はこの形態でよくアレンジをしたりしていたのですが、欠点がひとつあるのです。
それはトップの人(一番チェロ、つまり私)の音域が、とても
高くなること。
ほぼ、ヴァイオリンの音域まで弾かなければならないので、難しいんですよ....
自分で譜面を書いてなんでこんなに苦しまなければいけないんだ、と
お蔵入り(?)にしていたのですが、最近復活です。
それは若いいいチェリストたちに知り合えた、ということでしょうか。
彼らと演奏すると、へぇ〜っと感心することしきりで、アレンジや演奏も
なんだか楽しくなってきます。
あやのちゃんは相変わらずピンクのチェロケースで登場です。
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もうひとつのマイブームは、スタジオで取る食事です。
出前、飽きちゃうんですよね、本当に....
ちょっと値段高めでありますが、満足度大なお弁当です。
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さて、もうひとつの初物は、アレンジです。
ジャズトロニックの野崎君には曲も書き下ろしてもらい、アレンジも
してもらっています。
そう、人のプロデュースで自分のCD楽曲を作るというのは初めての体験で、
レコーディング中もとても興味津々でした。
彼はレコーディングしたものをまた編集したりリミックスしたりを
家で作業するらしく、スタジオでは最後まで曲の全貌があまり見えませんでした。
うーん、楽しみですが、どうなるのでしょう.....
もう一曲は私の曲を彼に預けています。

驚異の地下帝国 始皇帝と彩色兵馬俑展−司馬遷『史記』の世界
という展覧会が江戸東京博物館で開催されていますが、
そのテレビスポット用に曲を書き下ろしました。
TBS系列でスポットが流れていると思います。
もちろんCDにも入ります。

もうひとつタイアップとして、東レの企業CMの音楽を担当しています。
まだ放送開始日は決まっていないのですが....

種ともこさんという歌手にも参加してもらいました。
彼女との付き合いは長く、ちょうど20年になります。
そう、それぞれのデビュー当時、同じマンションの隣同士、という出会いでした。
レコード会社も制作部も同じ。
それから10年くらいまったく会わない時もありましたが、先日、5月の終わりに
京都駅でばったり会ったのが運のつき、是非にとお願いしてしまいました。
京都で会った時のことは前のブログでも書いてありますが、本当に精神的に
最悪だった時で、彼女が天使のように見えたくらいです。
実際、金髪の爆発したヘアスタイルと二人のわんぱく坊主付きでしたが....(笑)
彼女の詩と歌、ものすごくいいです。
同じ世代の大人の歌、と自負していますが、心にズキズキ言葉がささります。
でも、最後には何か不思議な開放感があるのです。
彼女のピアノ、歌、私のチェロという大変シンプルな曲です。

このレコーディングで初物、ではないのですが、ずーっと封印していた
ものを解きました。
自分の歌です。
種さんに渡したデモテープの中で自分でコーラスもやっていたのですが、
彼女はそれが気に入ったらしく「彼女の要望」で、その部分、自分で歌いました。
私が15年以上前に出した歌ものよりは、まったくいい出来になっています。(笑)
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この先、Cnema Dub Monks、山下洋輔さん、ドラムの村上ポンタさん、
尺八の藤原道山、ピアノの武部聡さん、とまだまだレコーディングは続きます。
ケーキをイメージした曲も作ります。
秋に発売なので楽しみに待っていてください。

今月の東京タワーです。
夏バージョンなのか、ライトアップの感じがクールですね。
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先日の満月、デジカメでもこんなに大きく撮れました。
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■2006年8月9日

2ヶ月前に頼んでおいたラグ(カーペット)が出来てきて、それを
取りに行ってきました。
頼んだ時は受け取るのは2ヶ月先かぁ....とちょっと暗い気持ちでしたが、
あっという間でした。
そう、相変わらず時間の経つのは早く、このまま今年もすぐに終わって
しまうのです。
はぁ..............
希望のサイズをオーダーメイドしたので、インドで織ったらしいのですが、
新しいためか色がくすんでいなくて、ちょっと恥ずかしい感じもします。
外に干して日焼けさせたいくらいですが....
私の場合、本当は賛同をしているVILLAGEで作らなくちゃいけないんですけれど、
あまりにもお金がなかったので....
それにちょっと伝統的なものだと仕事部屋に合わない感じもあったので、
今回は見送ってしまいました。

先週は珍しく外食が続きました。
グロービスという会社でゲスト的な講演をしたきっかけで、
そこのスタッフとお食事をしたのですが、何処もそうなのかもしれませんが、
女性社員のほうが多いそうです。
食事会に来てくださった方々も全員美人、仕事バリバリ、しかも既婚者!
本当に綺麗な方々なのですが、ふと思ったのが、彼女達が選んだ旦那さんたちは
どんな人なんだろうというのが、とても興味引かれるところです。
その二日後は、大阪でラジオのパーソナリティをやっているSさん。
勝手に友人とさせてもらっていますが、この日は彼女が東京での収録のあと、
彼女とその従姉が東京でご飯を食べる、というところに無理矢理参加
させてもらいました。
いつも思うのですが、好きな人、話の会う人のその友人とかは、結局
すぐに仲良くなれるのですよね。
不思議なものです。
土曜日は随分前に知り合いになった映画関係の仕事をしている人を、
ガーデンプレイスの映画上映にお誘いしました。
5時過ぎの整理券配布に並ぼうと思ったら、ものすごい行列!
甘く考えていました....
いつもは平気で立ってみていますが、今日は来ませんかと言った以上
せめて座る所くらい、と思っていたのですが....
上映は「8人の女たち」という映画。
ゆっくりとしたテンポで進んで行くので、最初の40分くらいは
どうしようかなぁ、という感じでした。
ミステリーじゃなかったっけ????という「?」がたくさん
頭の中に並んでいたのですが....
もともとお芝居なんでしょうかね。
それをそのまま映画にしたという感じで、ミュージカルでもないのですが
急に歌いだすのは、なんともシュールで「微妙」でもあります。
でも映画の台詞より、歌の詩のほうが言葉の重さがあって、それは
よかったです。
特にシャネルと言う黒人が歌う歌は、なかなか考えさせられました。
この日の夜はオープンカフェでイタリアンをいただきました。
夏の夜とはいえ外で食べるのは、なかなか気持ちのいいものです。

私は人と食事する時の一番の楽しみは、もちろんおしゃべりもあるのですが、
食べることで人が元気になっていく、というのが一番うれしいです。
もちろん自分を含めて。
先日、恵比寿に来られた方は、大きなストレスでお腹がちょっと悪いような
ことを言っていましたが、食べ終わる頃には顔色が少し良くなっていました。
身体の中にモノを入れるわけですから、それはそれは大きな影響を
起こします。
食べるものの影響は肉体的にはもちろん、精神的な影響のほうが
強いのではないか、と思うくらいです。
私は外食が苦手なので、自分が食べたいと思うものを自分で簡単に作って
しまいますが、外食をする時は食べるものを選ぶのはもちろん、
一緒に食べる人もとても大事じゃないか、と思います。
どうしても一人で外食しなければならない時は、どんなに安いところであっても
自分の中で「行きつけ」を作ります。
あと、日本人で良かったな、と思うのはおそば屋さんでしょうかね。
なんだかとっても安心してしまいます。

さて、日曜日の映画はアメリカ版「Shall We Dance」でした。
もちろん仕事に追われていますから全部は見られませんが、最後の45分くらいを
堪能しました。
いや、結構良い映画でした。
特に音楽が。
外で見るにはこのくらい気持ちの明るいものが良いですね。

先日もらったクッションです。
まだ白さをキープしていますが....
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キャビンアテンダントをしている人から頂き物です。
羊胎盤コラーゲンパック、だそうで、ジャケット撮影前の勝負時に
集中一週間、使わせていただこうと思っています。
日本では買えないものらしいのですが、ネットで調べてみると
キャビンアテンダントの間では結構流行っているものらしいですね。
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火曜日、夕日が綺麗でした。
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■2006年7月20日

レコーディングが始まっていますが、今回はゲストがたくさんで
その人たちとミュージシャンのスケジュールで、レコーディングが
進んで行きます。
皆さん忙しくて、すごくバラバラなんです。
最期のレコーディングは8月の終わりですし.....
CDは一応20周年記念ということで、ゲストミュージシャンはもちろん、
いろんな企画を考えています。
まだ発表するには早いのですが、楽しみにしていてください。

夏バテをしているつもりはないのですが、夜になると
ものすごく眠くなってしまって、昨日も深夜までのレコーディングで、
帰りの車の運転は辛かったです。
隣に乗っていたマネージャーが
「溝口さん、珍しくあくびを連発していますね」
と言っていたほどです。
でも次の日は5時間も経たないうちにで目が覚めてしまいます。
本当はもっと寝ていたかったのに.....
しょうがないので仕事しますけれど。

恵比寿のガーデンプレイスで映画をやっています。
8月終わりまでの週末金土日、です。
もちろん無料で整理券が配られますが、まぁベンチに座れるかどうかで、
何処からでも見られます。
私はほとんど立ってみていますし....
今更ながらですが、映画は銀幕で見るのが一番です。
先日はブエナヴィスタソシアルクラブをやっていましたが、
DVDで見たものとはやはり印象が違っていて、こんなに美しい場面が
あったかなぁと、再発見することしきりです。
それと、屋外での映画上映は楽しいですね。
ちょっと、シネマパラダイスのストーリーにでてくる映画館を
思い出してしまいました。
気持ちいい風を感じながら、ちょっと飽きたら周りを
見渡していてもいいし。(笑)
そしてやはり映画は一人で見るよりたくさんの人と見ることが、
面白さや感動が倍増するのだと改めて思います。
そして屋外ですから、見ている人の顔がよく見えて、それはそれで
スタッフ側の(私はスタッフではありませんが)気持ちになれて、
すごくそれだけでも感動します。
人が楽しんだり感動したりしている姿を見るのは、作った人、
この映画上映を企画した人、いろんなスタッフ達に取ってうれしい
瞬間じゃないだろうかなぁ、と思ってしまうのです。
やっぱり私は根っからの裏方商売かもしれませんが....
映画が終わったあとに拍手があるのも、なんだかいいなぁと
思ってしまいます。
お弁当食べながらの人、ビール飲みながらの人、慣れた人は敷きものを
持って来ていて地べたに座り込んでみている人、カフェに居座ってみる人、
私のように上の階から全体を見渡しながら見ている人、いろいろです。
映画は基本的に音楽にまつわるものを日替わりでやっています。
今忙しいので全部を見ることは出来ませんが、先日見た
「あの頃ペニーレインと」というちょっと青春ものが入った映画は
良かったですね〜。

映画と言えば随分前に書いた、ちょっと最後が良かった映画の
タイトルがわかりました。
「25th hour」でした。
ディレクターはスパイク・リー。
なるほど、です。
ちょっと重い映画ですが、最後の10分くらいは圧巻(私個人的な)です。
これが撮りたかったがための映画と言っていいでしょう。(笑)

友人からプレゼントをもらいました。
今のハジメちゃん(ごく一部の本当に仲のいい友人からは男女を問わず、
それから親戚のおばちゃんにもこう呼ばれます...)にはこういう
やわらかいものが必要!!!と言って、くれました。
TVショップで売られている科学モップのようですが、そこらへんのゴミを
吸い寄せるは、洋服にはゴミがたくさんついたりもしますが、秋頃からは
重宝するかもしれません。
今はまだ暑そうで、顔を埋める気になりません。
写真はそのうちに......