Motel Chronicles


■2005年11月27日

ちーちゃんの近況が届きましたので、ここで紹介させてもらいます。

ちーちゃんは4年生。
今年10歳。
いまどきの小学校は1/2成人式といって
ちょっとしたお祝いをします。
大人になるまでの道のり ちょうど真ん中。
生まれてから今日までを振り返ったり
将来の夢を発表したりします。
その式に ちーちゃんも参加してましたよ、と同じ学年の
お母さんから聞きました。
健康な子なら その場限りでも 身の引き締まる思いで
明日からのこと、今までのことを考えるのでしょうが
ちーちゃんにとっては、なんのことやら?だったと想像できます。
歌や楽しそうな雰囲気が好きなので
きっと合唱やにぎやかな空気を存分に楽しんだとは思いますが・・・。
今を楽しむ天才!
やっぱりちーちゃんの生き方に私は大賛成です。

■2005年11月26日

最近の出来事をいくつか。

まず、昨晩、東京紀尾井ホールのコンサートを無事終えることが出来ました。
私にとってはちょっと格式高過ぎるかもしれないホールでしたが、
でもとてもいい響きで演奏者側にとっても弾きやすいところでした。
実はステージ上で演奏しやすく、しかも客席側の音もいいというホールは
なかなかありません。
お客さんが入っていない状態でのリハーサル時にはとても良かったのに、
お客さんが入ってホールの性格がガラリと変わる、というのは
よくあることです。
とくに冬場は音を吸収するセーター類が多いので、響きがなくなることが
ほとんどですけれど...
紀尾井ホールはお客さんが入ったほうがもっと音が落ち着いて、
とても良かったと思います。
たくさんの方々、来てくださってありがとうございました。
例によってリハーサル風景です。
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コンサートの2日前に、めざましテレビに出演しました。
京都からの生中継。
白沙村荘(はくさそんそう)というところで、
たいへん奇麗な庭園の中での演奏でした。
でも...
今までで一二を争うほどの過酷な環境だったかも知れません。

京都入りしたのは前日の夜11時くらい。
ちょうど紅葉シーズンだったのでホテルは京都市内に取れず、
スタッフみんなも琵琶湖のホテルでした。
午前4時には中継現場入り。
そう、午前2時は起きないと準備ができなかったので、
ベッドには入りましたが結局は眠れず、そのまま仕事に行きました。

私の演奏現場は小さな池のほとり。
リハーサル時はまだ真っ暗でそれほど寒くない、と思っていましたが、
一度部屋に戻って暖をとると、それから寒いのなんのって...
久しぶりに身体がガタガタ震えていました。
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しかも水の近くですから湿気がひどく、楽器は朝露でびっしょりになり
(番組中では軽部アナウンサーとのやり取りで、つい「霜」と言いましたが、
朝露の間違いです。この時期、霜はおりません。お詫びいたします...)
とても弾ける状態ではありませんでした。
でも弾きましたけれど...(笑)
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手をポケットに入れているのは、ホッカイロで暖めているのです。
現場ではマネージャーとかにはブツブツ文句は言っていますけれど、
でも本人的には楽しかったりするのです。
ただ楽器が困りますね。
もちろん撮影ロケ用の楽器を持っていきましたが、それでも湿気で
すごく音が変わってしまいましたし、弓もいくら張っても湿気で
緩んでしまう状態。
今は湿度40%の部屋で、けなげに乾かされています。
音がちゃんと戻るといいのですけれど...

私たちスタッフの中で話題に上ったことは、私はVAPという
日本テレビ系列のレコード会社に所属していますが、
その私がフジテレビに出演したこと、VAPの社員(私のディレクター)が
現場に同行したこと、その番組内でテレビ朝日系列の番組
「世界の車窓から」のテーマ曲を弾いたこと...
いやぁ業界的にみると、滅茶苦茶であります。(笑)
なかなか本人的には楽しいですけれどね。
もっとこういう仕事、ないでしょうか?
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この仕事をしながら今までどんなところでチェロを弾いたか、考えてみました。
ドナウ川を渡る船の甲板の上、夜明け前のシチリアの断崖絶壁の丘、
やはりシチリアで夕日が沈む頃の海岸の丘、万里の長城、天安門広場、
その他北京市内、スペインの風車の前、マルタ島の大聖堂床にある
聖ヨハネ騎士団のお墓の上、イタリアの国内普通列車内、
カリブ海クルージング船、オリエント急行車内、世界各地の教会、
エッフェル塔前の広場、ポンピドーセンターの前、スペインガウディ建築の建物内、
ハンガリーの大草原、パリ祭のときにマリのある有名なシンガーのステージ、
ゴルフ場のグリーン、プール、デパートの屋上、美術館、
ニューヨーク市民ホールの前、ブルックリンブリッジ、ベネチアのゴンドラの上、
インドの宮殿ホテル、等々まだたくさんありそうです。
京都のお寺もたくさんありますし、平安神宮の茶室でというのありました。
何とか探検隊、みたいになってきましたね、だんだんと。
色物ではないはずなんですけれど....

話は変わりますけれど、ボージョレーヌーボーってどうしてあんなに
大騒ぎするのでしょう...
美味しいですか?
安いですけれど、でも味は...ねぇ?
一番最初に飲める、いわゆる収穫祭に飲むような感じのワインと
勝手に思っていますが...
よくは知りませんが、こんなに大騒ぎして飲むものなのかなぁ、と
いつも疑問に思います。
一応近くのスーパーで買って飲むのですが、いつも失敗した、
安いチリワインにしておけば良かった、と反省してしまいます。
今年は無農薬というものを選んでみましたが、いつもと同じで
味の深みはないし、それほどフルーティでもなく、若いから
舌の上では攻撃的な感覚がたまらなく嫌でした。
ボージョレーヌーボーでなくてもパリのどうでもいい定食屋の、
安いムニュについてくるグラスワインがこんな感じです。
それでも少し空気に触れていると、どうにかなるんですけれどね...

先日、ディレクータ連中とホテルの日本食屋さんで打ち合わせを
していたのですが、テーブルのメニューにボージョレーヌーボー
1350円というのがありました。
私は運転がありますから絶対に飲みませんが、みんなはビールのあとに
ワインでも頼もうかという流れに。
でもこの値段、注文のときに聞いたらグラス一杯の値段でした...
どうりでうちのスーパーよりも安いなぁ、なんて思っていたのです。
ということは1本6000円ちょっとですか。
もちろん頼みませんでしたよ。
ボージョレーヌーボーに6000円なんて冗談じゃないでしょう...ケチかなぁ...
同じ値段ですごく美味しいカリフォルニアワインをみんなは楽しんでいました。

ボージョレーヌーボーは今の時期だけですけれど、これが時間が経つと
普通のワインになるのですよね?
これがいつも疑問に思うことなんですけれど...
あ、いや、違うみたいですね。
ボージョレーヌーボーはステンレスのタンクで作られる....
ふーん....

■2005年11月12日

コンサートツアーとは違いますがオーケストラとの共演です。
◆12月17日(土) なかのZERO大ホール
東京室内管弦楽団「世界の旅 クリスマスコンサート」
開場14:30 開演15:00
出演 石丸謙二郎
なかのZEROチケットセンター 03-3382-9990
チケットぴあ 0570-02-9990
 
 
 
携帯電話はアナログの時代から使っていました。
電話帳はカタカナのみで、もちろんメールなど考えられないものでした。
それが今や日本で使っている携帯がそのまま海外で使えたり、
インターネット関係も自由自在です。
すごいですね、本当に。
でも、デザイン的に欲しいと思える携帯電話は、あまりありません。
デザイン重視とうたっていますけれど、ちょっと首を傾げるものばかり...
個人的にはauのINFOBARというものを使っています。
これはこのデザインに惹かれてわざわざauに加入したくらいですから。
だからまだINFOBARを使っています。
auが特にどうの、というのは全くありません。
電波のつながりはドコモのほうが高原に行っても大丈夫だったり、auは
うちの地下でも使えたりと、どっこいどっこいですし。
INFOBAR、これ以上ラクチンで便利、そして格好いい携帯電話は
未だかつて知りません。
もちろんあくまでも個人的な感想ですが...
電池が保たなくなってしまったので、新たに買いました。
カメラは今時30万画素というどうしようもないものですが、
携帯では写真を撮る習慣がないので、問題ありません。

INFOBARの前はドコモでした。
ドコモの中では一時期ノキアが製品を出していたのですが、
これが一番良かったかな。
マトリックスの中でシャキーンと蓋がスライドするタイプの小型版。
すぐ販売が終わっちゃったのですけれど...
買ってわかったのはシャキーンと蓋は動きませんでした。
この子は本当に賢くて小さくてよかったです。
音声認識が素晴らしく、名前を言うだけでメモリーにアクセスして
くれるのですが、その認識率は90パーセント以上でした。
私のカーナビに移植したいです。
私のカーナビは時々聞いたことも見たこともない、そして道もない温泉に
連れて行ってくれたりしますから。

このノキアはまだ持っているのですが、一時期ネットオークションで値段が
高かったみたいです。
そのときに売っていれば... と悔やみますね。
だれか欲しい人、いるのでしょうか?
使わなくなった理由はひとつ、文字が小さすぎて見えなくなったからです。
メールもウエブも十分だったのですが、欠点はモノクロですから
首都高速の混雑状況図が表示されません。
最近の携帯は液晶が大きくて、ラクチンですから...
 
 
 
名古屋のコンサートが日曜日に終わりました。
実はいろいろな諸事情から名古屋コンサートは招待のみの
クローズドな形で行われました。
中日新聞の主催で行われたのですが、芸術劇場がほぼ満席で
私自身もたいへん楽しんだコンサートとなりました。

出演は私ともうひとり「しんすけ」というマリンバ奏者との、
ダブルキャストでした。
彼は格好いいです。
若いし。
舞台袖に引っ込むときは「シンスケ〜!!」と黄色い声が飛びましたからね。
ずーっとヨーロッパで勉強してきてしばらくは海外で
活躍していたみたいなのですが、現在はクラシックに限らず
ジャズやそして自分でも作曲をします。
有り余る才能と未来がある、という感じです。
羨ましいです。
たぶん、身体や心の中に有り余るものがたくさんあるからか、
しゃべり出すとチョイ止まりませんけれどね...(笑)
写真中央はピアニストの紺野紗衣さん。
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11月にもなるのになんだか寒くならないですね。
私はそれほど洋服を持っていないので、どちらかというと
コートを着てしまえばオッケーな、冬がラクチンで好きです。
もちろん脱いでしまえば着た切りスズメですけれど、でもとりあえず
コート+マフラー+手袋でおしまいです。
早く寒くならないでしょうか....

なかなか寒くはなりませんが、月日が経つのは早いです。
産經新聞の原稿、現在では隔週で書いているのですが、今日の朝に
原稿催促が来ました。
すっかり先週書いたものだとばかり勘違いをしていて、危うく原稿を飛ばす
ところでした。
でも私が年を取ったから月日の経つのが早いのかな、と思っていましたが、
20代、30代の友人も皆そう言います。
世の中的、天文学的に私たちの世界は時間が早まっているのではないでしょうか?
同じ一秒も実はちょっとずつ短くなっていて、気がつかないだけでは
ないでしょうか?
こういう研究をしている人は、いないのでしょうかね...

ゴッホが死んだといわれるアパートがパリの郊外にありますが、そこは小さな
博物館となっています。
彼は晩年そこで暮らしたのですが、パリの喧噪と時間の早さに嫌気がさして、
そこへ移り住んできたと手紙の中に書いてあるそうです。
いつの時代でも感じることは同じなのでしょうか...


あまりの運動不足を反省して、ジムに通い始めました。
普通のジムには何度か通ったことはありますが、いつも半年とかで
終わってしまうのです。
ところが今回のジムは前後30分のストレッチと1時間のトレーニング、
全てマンツーマンで指導がつきます。
基本的には自分がどういう身体になりたい、というのを実現しようとする
トレーニングなので他の人たちとまったくメニューが違っていたりと、
まさにオーダーメイド感覚です。

私は本格的に運動をしたことがあるのが、高校時代の陸上部と二十歳前の
バレエのレッスンくらいでしょうか?
バレエは当時劇団四季のコーラスラインを見て感化されてしまって、
何を勘違いしたのかあぁいう舞台に立ちたいと思い込み、始めてしまったのです。
週3日間、クラシック、モダン、ジャズのクラスに通っていました。
しかし二十歳で始めても足は開かないし、踊りのセンスなんて何一つありません。
基礎中の基礎を習ったところで一年でやめてしまいました。
続けてやっていれば踊るチェリスト、というのも笑えてよかったかもしれませんが...
ただ、立つ振る舞いとか手の先にも神経を届けること、いろんなことを学びました。

■2005年11月5日

本日11月5日(土)22:30〜22:54 テレビ東京系 「音遊人(みゅーじん)」
という番組に出演しています。
出演はほんの少しです。かすめる程度....
音楽番組ではあるのですが、特に曲を弾いていることがメインという
わけでもなく、私自身も番組の中で私がどのようになっているのか
想像しにくいです。
それをお知らせするのも、実に微妙な感じではありますが...
私の出番はあっという間に終わってしまいますので、あまり期待なさらないよう。
音遊人のホームページ

■2005年11月4日

BRIOという雑誌の表紙になりました。
はぁ...
この雑誌って書店で平積みされる、結構人気雑誌なんですよね。
今月終わりに発売されるはずです。
一緒に写っているのは栗山千明さん。
若干21歳なのに大人びて大変美しい方でした。
彼女のおかげで大変美しい表紙になったはずです。
私はなんだかジゴロという雰囲気で、光り物ジャラジャラです。
身につけている光り物の総額は何百万だそうで...
全てクロムハーツというメーカーのもので、高いだけあって
とてもいいんですよ〜。
指輪のひとつがとても気に入りましたが、一番高いものだったみたいです。
約70万円。
最近、男も大変です。
私が個人的に持っている装飾品で一番高いものは腕時計ですが、
そんなにしません。
しかもロサンジェルスの大好きな時計屋さんで、中古で買いましたから。
この時計屋さんは数年に一度しか行きませんが、品のいいおばさんが私を
覚えていてくれて、しかも必ず欲しいものがあるという運命的なお店です。
だからあまり行くと破産してしまいますが...
基本的には実用品として使っていますから、もう元は取りました。(笑)
毎日つけていますし、もう傷だらけです。
これほどボロボロに出来るのも、私くらいではないかと自負しています。

写真は撮影の終了直後です。
くれぐれも無断掲載等はダメですよ。
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先日、舘ひろしさんをテレビで観ました。
コンビニに行ったことがない彼がひとりでお買い物、といった
内容だったと思いますが、芸能人ってすごい。
私なんぞスーパーに行って平気でネギをビニール袋からはみ出させながら、
その辺を歩いているのですから...
先日などデパートの地下で食品のお買い物を終え、一階に上がったところが
ティファニーの店先でした。
さすがにこのネギ出し格好では店内に入れないなぁとは思ったけれど、
店先を歩くだけでも違和感100パーセント。
私自身はなーんにも気にしていないのですけれどね...
これも年を重ねた結果でしょうか。(笑)
館さんは数少ない芸能人のお知り合いですが、館さんは覚えて
おられるかどうか...
以前のマンションで部屋がお隣同士だったのです。

■2005年10月20日

フロムマネージャーというページがありますが、先代のマネージャー平野も
半年に一回というていたらく。
4月からの担当石垣も一度も原稿を送ることなく、実は彼女は今月で
会社を辞めることになりました。
デビュー以来、10人以上のマネージャーがいましたが、何故か短期間で
終わるケースが多いです。
ついていないのか私が悪いのか...
デビュー当時一番最初に担当となった毛利氏が、最長だったでしょうか。
音楽の話を出来たのも彼ぐらいでありました。
そう、ミュージシャンのマネージャーとはいえ、音楽に詳しい人は多くないです。
私個人的には音楽の話などできたりすると楽しいのですが、それと仕事は
別ですからそれはそれです、はい。
制作ディレクターが詳しいのであれば、それが一番ですから。
それにしても音楽のそれぞれの「趣味」もありますから、ただ音楽が好きという
だけではダメだったりもします。
デビュー当時の初代マネージャーには音楽的影響を強く受けて、
特にFrank Zappaの洗礼は強烈で、私の音楽人生に強く影響を受けています。

さて、次なる私のマネージャーは巨漢100キロのツルツル頭という、
岡部であります。
私のイメージからすると、ちょっと面白いですよ。

■2005年10月18日

先日の日立からの帰り道、サービスエリアで買った納豆が美味しい!!!!
ちょっとびっくりしました。
結構な値段(ワラにくるまれて三つ入りで800円前後)でもありますが、
その価値は十分にあります。
うーん、これを買いに水戸まで行かなければならないのかなぁ......