Motel Chronicles


■2003年2月17日

反戦デモ、すごいですね。
私も参加したかった。
それに対する日本の政治家のコメント、思想、対処、ひどすぎます。
詳細はわかりませんが、デモへの批判とも取れる首相の言葉は、
一国を指揮する器のものではないですね。
悪いものは悪いと何故言えない...
彼を選んでいるのはまぁ結局は、私たちなのですけれど。
あぁ恥ずかしい。
 
 
ヴァレンタインデー(チョコレート)のことをもう少し。
最近私はこの類の行事というものに、一切興味がありません。
何故かすごく醒めています。
クリスマスもお正月も、自分の誕生日さえも。
何一つイベントはありませんし、したいとも思いません。
でもそれで私は充分なのです。(節分の日だけはちょっと自分に気合いを
入れる感じはありますけれど。)
 
ある芸能プロダクションにはトラックいっぱい分のチョコレートが
届くと聞きましたが、どうなんだろう、って考えてしまいます。
すこし悲しいような気もします。
私だったらそのチョコレートを買う500円とか1000円で、募金や地雷ゼロの
ための献金に使ってもらいたいかな。
募金だけが素晴らしい考えとはいいませんが、
「気持ちはあなたに、お金は私の信じるところへ」と手紙だけ添えればいいのにな、
と思ってしまうのはお節介でしょうか。
 
私の場合でいえば、CDを買っていただきコンサートに来ていただくことが
一番うれしいことであって、それ以上何も必要はないのです。
テレビのドラマで盛り上がりをみせたとき、静かに流れる音楽と共に
涙してもらえればいいのです。
音楽なんて気が付かなくてもね。
そしてCDにサインをせがまれるほうが、どれほどうれしいことでしょうか。

■2003年2月16日

15日は父の命日でした。
母と妹3人で近所のいつもの中華で夕食をとりました。
そこで話していたのは、生前父がきれい好きだったこと。
そういえば日曜日の度に掃除機をかけ、お風呂場を掃除していたのは父でした。
そのころ私はもちろん一切の手伝いをせず、彼はひとり黙々と働いていました。
せっかくの日曜日だというのに。
ただ、他の家事手伝いは一切していませんでしたが。
今の自分を考えると、こういうのは遺伝するのでしょうか?
 
今日の掃除。
前から気になっていたのですが、乾燥機が3時間回っても乾かないなぁと
思っていたので、少し分解掃除してみることにしました。
そうしたらなんと!!!!!!
4年以上のゴミがコンデンサー(湿った空気から水分を分離するところ)と
いうところに、ヘドロのようにくっついていました。信じられないくらいに。
乾かないわけです。
説明書には掃除しろなんて書いてなかったのに。
(いや、日本語ではなかったから読めなかったともいう)
外に湿った空気を排出するタイプだったらそんなことはないのでしょうけれど、
私の持っているのは循環換気タイプ。
1時間格闘して綺麗にしました。
乾燥も1時間で終わるようになりました。めでたし。
 
 
アメリカの毒マスク云々、というのはアメリカがイエローからオレンジに
危険レベルをあげたから、ということだそうです。こういうのはなかなか
日本には伝わってこないですね.....
でも昨日の時点ではアメリカ以外はだいぶ戦争回避の方へ動いているようで、
いいことです。
 
 
掃除のことなんぞ書いて喜んでいてはいけない、と思いながら、
早朝4時16分の休憩でした。
今日はひとつ、いい曲が書けました。
おやすみなさい。

■2003年2月15日

コーヒー豆がなくなったことに気がつきました。
それも深夜12時過ぎに。
あと一杯だけ飲んでもう少し仕事すればいいのに、というところで「ない」と
なるとどうしても欲しくなる。
しょうがないので買いに出掛けました。
渋谷のスターバックス(東急本店横)は確か朝の4時くらいまで開いているはずなので。
 
今日(14日)はヴァレンタインデーでしたね。
チョコレートは無しでした。
それはともかく家でずっと作曲をしていて、外に出たのはゴミを出した20メートルくらい。
メールも仕事以外、友人からは1通しか来なかったですし、ファンメールも無し。
なんだか世界から隔離された空間に閉じこめられた気がしていたところなので、
深夜のドライブはいい気分転換でした。
このくらいの時間だったら高速を使わずとも、20分強で行くことが出来ます。
 
渋谷に住んでいた頃、ほとんどの買い物は渋谷に歩いて行っていましたが、
何度か恥ずかしい思いをしたことがあります。
近所、という安心感からいつも汚い普段着でした。というか部屋着。
さすがにジャージ姿ではありませんが、この状態で知り合いに偶然会って
しまったときのばつの悪さ。
皆さんは百貨店や専門店などに行くときはたぶん、少しだけでも気合いを
入れていくかもしれませんが、私は全くの無防備でした。
そんな時に限って美しい女性の知り合いだとか、ぱりっとした格好の
知り合いに偶然会ってしまう。
穴があったら入りたいくらい恥ずかしかった。
渋谷に来るといつもそれがトラウマのように思い出されて、プレッシャー感じます。
でも、渋谷に着くのは深夜1時をすぎるわけですし、夜ですし、
スターバックスだけだからと、今日もまた無防備でしたが.....
 
男も格好を考えなくなると、ダメなのですかね...
いや、私の場合は誤魔化さなければいけない部分がたくさんあるので、
もっと気合いを入れなければ、とも反省するのですが。
人に見られる商売でもありますし。
先日も撮影用の黒い布を近所で買ったときに(そこは手芸専門店のようなところで)、
おばさん 「花柄のビニール袋でもいい?」
私 「気にするような歳でもないですし」
おばさん 「うちのおじいちゃん、すごく嫌がるのよね〜、ハハハハ」
私 「・・・・」
 
こんな時間に渋谷に向かう車はほとんどタクシーで、渋谷少し手前の
松見坂交差点の信号待ちでは、私の前12台、うしろ13台以上空車タクシーでした。
(私の車は背が高いので、全部見渡せます)
ちょっと壮観でデジカメを持ってでなかったことを悔やんだくらい。
そういえば、空車のサインって助手席側の『空車』印以外に、
屋根のタクシー会社を示すランプの点灯でわかることを知っていましたか?
私はつい最近まで知らなかったのです。
滅茶苦茶バカにされましたね〜、教えてもらったときは。
私も目から鱗でした。
等々力(とどろき:東京世田谷区の地名)の読み方を、大学生時代に教わったときにも。
 
 
以前住んでいた家の前を通ったのですが、そういえば最近芸能人のデビさんが
家を買ったというのが、4件隣りでした。
ハラヘルスの会長宅だったように記憶していますが、それを知ったのも
そこに強盗が入ったとき、ニュースの画面に映った家が見たことあるなぁ、
というきっかけでした。
でも最近、あの辺はあんまりいい感じがしないのですが.....
というのも、やはり近所に『雛』という美味しい創作料理を出すレストランがあって、
本当にここはレストランなの?という隠れ家的な感じの、大好きなお店でしたが、
ご不幸があったとかでお店を閉めてしまいました。
土地柄も時期によっていろいろあるのでしょうか。
 

ニューヨークからメールをもらって、ついに戦争だ!!などといっています。
テロ攻撃に備えてガスマスクだとか窓のメバリをしろとか、変な噂もあるそうで。
どうか戦いが、攻撃が起こらぬよう願うばかりです。

■2003年2月9日

想像以上の反響にちょっとびっくり。
前回の我が家のキッチン公開写真のこと。
皆さん、こういうものを期待されていたのでしょうか。(笑)
だからといって調子に乗って全部を公開する私ではないはず、です、残念ながら。
 
質問が来ていたので、お答えします。
ミルク泡立て器は最近では色々なところで売っています。
渋谷の東急ハンズにも3,4種類もの製品が並んでいました。
私が買ったものはその中で一番高価なもの。
いえ、私が見つけたときにはそれしか売っていなかったのです。
モーターで小さな泡立て器が高速回転する、単純なものです。
 
ガスレンジですが、フランス製です。でも東京ガスが販売しています。
8年ほど前、賃貸の古いマンションに同じものが付いていて、
ずーっと憧れのものでもありました。
 
写真には少ししか写っていませんが、システムキッチンは数年前
この家に移り住む際、全部自分で設計して作ってもらいました。
実際、売られているものはどれもセンスが良くなくて、
それに高いお金をかけるのはどうも気に入らなかったので。
アップルのコンピューターでちょっとデザイン画を描いて、色を指定して、
あとは工事してくれる人に。
出来上がりはとても気に入っていて、しかも安かったです。
テイストはアメリカ、ミッドセンチュリーを意識しています。(生意気ですね〜)
築40年にもなる日本家屋ですが、違う国のその時代のデザインなど
びっくりするほど馴染んだりします。
でもお金はちゃんとケチっていて、ガスレンジの上の換気扇は40年前のものですよ...
未だに友達が見にくる台所でもあります。
 
 
私はよく、テレビや雑誌で芸能人やお金持ちのお宅訪問、
というのを見かけるのですが、そのたびになんだかなぁ、と思うことがあります。
本当のお金持ちとか画家等のアーティスト系だったりすると、あぁなるほど、
と思うこともあるのですが、ただお金を持っているから、というだけで家を
豪華にしている人は、すぐにわかりますよね。
ちゃんとそれに見合ったセンスも持ち合わせていれば、言うことはないのですが...
 
私はお金持ちではありません。もちろん貧乏でもありませんけれど、
その辺のバランスはよくわかっているつもりです。
そして自分が好きなもの、自分を楽しくしてくれるもの、豊かにしてくれるもの、
そういう「もの」に関しては、よく知っているつもりです。
でもいちいち全部にお金をかけていたらキリがないですし、それほどの財力も情熱もない。
莫大な資金があればまず楽器を買い換えたい、と音楽関係に走るでしょうか...

■2003年2月5日

ページの更新が早いことを、自分自身ではあまりいいことではないと思っている。
でもまぁ、今日も静かで寒い夜なので、作曲にも飽きた頭の切替に。
文体が時々変わるのだが、これもその時の気分、というかその前に飽きているから、
がその理由である。
 
5月に始まる舞台の音楽制作をやることになったので、今日はその打合せのために
渋谷まで出掛けてきた。
渋谷まで行くとあれもこれも、と、ついでの用足しが多くなる。
つい何年か前までは家から歩いて10分の距離だったのを考えると不便になった
ような気もするが、やはり東京に生まれ育っていると、
中心地から離れる傾向があるようだ。
友人は関西地方出身で、今でも仕事場が京都と東京にあるのだが、
東京ではど真ん中に住み、もう片方では駅から離れたところである。
彼も同じようなことを言っていた。
仕事場があるところ、つまり私の場合、スタジオ、事務所等がある都心から
一呼吸おいた場所に住みたいといつしか考えるようになり、4年前に引っ越しをした。
贅沢な事かもしれないが、あまりにも近いと「帰る」という感覚が希薄になり、
落ち着けなくなったことが大きな理由だろうか。
でも、私が知らない街に住むのだったら、やはりど真ん中にまず住みたい。
海外の仕事で宿泊するホテルは中心地が多いし、これからもそうするだろう。
そしてその街の仕組みがわかってきた頃、たぶん数年かかるだろうが、
だんだんと自分に合った環境を求め始めるのだと思う。
 
話は逸れたが、渋谷の用足し。
以前から画のフレームを作りたくて、東急ハンズに行った。
ここに来るたびに、あぁなんて日本はすごいのだろう、と思う。
もちろんアメリカにもフランスにも、種類の違う大型専門店というのはあるけれど、
細々と客のニーズに応えたこの品揃えはなかなかない。
ただ、本当に高品質で欲しいものがあるかどうかは、また別問題なのだが。
 
私はこういう店の中で心躍るフロアは、デザイン用品、日曜大工用品、
そして台所用品の各売り場である。
お昼間から遊んでいるわけにはいかないので、パッと見で済ませてきたが、
それでも必要に迫られていたソースパンをひとつ購入する。
本当のことをいえば銅のものが欲しかったが、そういう専門的なものを
この店に期待をしては酷というもの。
作りのしっかりしたドイツ製のものを購入。性能はわからないけれどとても安い。
そしてエスプレッソポットをチェック。
家にあるものはアルミダイキャスト製だが、長く使いたいためにステンレス製を探している。
だが今日見たものは5杯分くらい出そうな、大きなものしかなかった。
ちなみに家のコーヒーセットを公開しよう。
(本当はこういう自分のものを公開するのは、イヤミな感じがあって嫌いなのだが.....)

kitchen.jpg

1 上がガラスになっていてとても便利で楽しいエスプレッソコーヒーメーカー。
2 電池仕掛けでミルクがあっという間に泡立つ、すぐれもの。
3 4つのガスコンロ+オーブン。私の宝物でもある。(ケンタロウさんみたいだ)
  オーブンの中には鳥を回しながら焼く装置もあるが、もちろん使ったことなどない。
4 これに座りながらコーヒーが出来るのを待つ古い作業イス。
踏み台にもなっているすぐれもの。
 
あぁ充分イヤミだ。
それから台所がとても綺麗なように見えるが、大掃除のあと+この一角だけ、
というのを念頭に置くように。

■2003年2月3日

節分。
今日で厄が終わりました。
本当はどうやってその日を迎えるのか、果たして今日でいいのか定かではありませんが、
2日の夜10時くらいから家の大掃除を始めて、ゴミもきれいに捨てて、2月3日を迎えました。
静かな夜ですね。
皆さんはどんな夜をお過ごしでしょうか?
 
30過ぎの頃、霊能力者みたいな人に、
「君は女性エネルギーが強いから、女の厄年で考えたほうがいいよ。
そのかわり男の厄年はラクだから。」といわれたことがあって、
実際その時は天中殺、大殺界のトリプルパンチで、人生の転機でもありました。
でも結局、昨日までの厄にも色々なことがあって、まぁ、「厄はやっぱり...」
というのが素直な感想です。
 
何も掃除をして厄をあけるのを待つ必要はないと思いますが、
でも基本である家が汚れていると、運も悪くなるような気がしています。
若い頃は掃除などしなくて、でもインテリアとかはちょっとイヤラシイくらいの、
独身貴族を醸し出すアーバンな感じでした。(ものすごい死語ですね)
男の一人暮らしで一番問題なのは、水回りでしょうか。
当時遊びに来た女性(ガールフレンドではない)にあまりに呆れられて、
そのまま彼女の指導のもと、大掃除をさせられました。
そのくらい汚なかった。
毎日ちょっとずつ気をつけていれば済むことなのに、お風呂のドアパッキンには
カビがはびこり、目地も傷んで大変でした。
それをよしとしていた若い頃が恥ずかしいですが、今では打合せに行く
事務所や友人の家、レストランなどのトイレ、水回りなどが気になります。
(小姑みたい?)
というか、つい見てしまう。
特にレストランなど、お手洗いを見ればその店の程度が、
だいたいわかるような気もしますし。
 
そういえばデビュー当時に所属していた事務所は、汚かったです。
倉庫ともお世辞でいえないほど、ひどいものでした。
だから打合せを事務所でやるのがイヤでイヤで、いつか自分が売れて
この事務所にシステム家具を入れて綺麗にしてあげよう、
と心に誓っていたのが懐かしく思い出されます。
でも社長が悪いことをしていたため、先日新聞に載ってしまいました。
あぁやっぱり、というのはありますけれど、あの汚さがそれを表していたのでしょうか.....
では私の仕事部屋はどうなっているかというと、整理整頓はされていますが
綺麗ではありません。
毎日掃除していますから床に寝っ転がる事も出来て、汚くはないのです。
ものは言いよう、ですか...?
 
最近感じるのは、風水のDr.コバも力説するように、やはり玄関とか水回り、
そして鬼門だとか、「気」が流れる、ぶつかる、滞るところは気を
つけなければならないのだなぁ、と。
清々(せいせい)している、という言葉が好きなのですが、
家をそういう状態に保つと、色々な気が家の中をどうやって流れて行くのかも、
感じるようになります。
私の家でいうと、東側の玄関から西の窓に抜けていく気がとても強いです。
そして不思議なことに、空気も四季を問わずにいつもそうやって流れていきます。
悪い気が滞りやすいところも、わかるようになります。
だからそこを、一生懸命綺麗にしてあげるのです。
 
 
さて。
深夜1時ですが、これから気持ちを新たにしてチェロの練習をします。
そして、やっと言えるような気がします。
明けましておめでとうございます。

■2003年2月1日

Motel Chroniclesばかりが更新されて、他のスケジュール等が何も
変化ないというのも、ちょっと心配してしまいます。
いいのか、ホリプロ。
いや、一応製作期間ということで、いろんな打合せとか、
曲作りにいそしむ毎日ではありますが。

ちょっと残念なのが、ひょっとするとCD発売が一ヶ月延びそうなこと。
実は4月中に発売予定だったのですが、ミュージシャンの予定が
どうしても合わなくて、レコーディングスケジュールの調整に手間取っています。
今回のコンセプトはほとんど決まっていて、そのまま今年の
コンサートツアーにもつながるわけなので、久しぶりに
東京レコーディングを考えていました。
しかし、今回私がお願いしたいミュージシャンはみんな忙しすぎる!!
あと2、3日中でどうするかを(また、ロンドンかなぁ)
決めなければいけないのですが...

私事ですが、先日、新しい携帯電話を買いました。
海外へ行く機会が多いのと、先日のドタバタで危機管理(
そんなに大袈裟なことではないのですが)からやはり連絡方法は
確保しておかないと、と思ったので。
不思議に思うのは、これだけ情報時代といわれながら、
全世界で使用出来る通信システムがないこと。
結局、国々の通信システム事情が違うからしょうがないことなのですが、
これだけ色々なものがグローバルに展開している今となっては、
なんだか一番遅れている事のような気がします。
特に日本のNTTは i mode という技術は素晴らしいですが、
世界標準にはなれないのは悲しいです。
 
インターネットを使えばいいのですが、安ホテルを渡り歩く私にとって、
そうそう環境が整っていることを期待することも出来ずに、しかも諸外国の
ネットカフェでは日本語を「読める」のが精一杯。
持ち歩きのためのコンピューターだって、これこそ!!という製品は存在しません。
Macのパワーブックはチェロと一緒に旅をするのは大きすぎて不可能だし、
PADといわれるものも興味をひかれる製品はひとつもありません。
液晶画面を開ければすぐ電源が入って、電池は長持ちして、軽くて小さくて、
電話線につなげば勝手にその国、地域の接続番号を調べてログイン出来るもの、
インターネット電話もオーケー、というものをなぜ作れないんでしょうね...
 
仕事柄、昔から通信ものは人より進んでいたと思います。
まず、留守番電話。
スタジオミュージシャンをやっていた頃はもちろん、自分で仕事を受けるためには
絶対にかかせないものでした。
留守番電話、というものが初めて発売されてすぐ買った記憶があります。
公衆電話からリモコンで操作するものでした。
携帯電話はNTTが初めて売り出した当時はとても高価で、
まったく手が出ませんでしたが、IDO(移動)という通信会社が設立されたときに、
車載電話を買いました。
当時は電波もアナログだったので、非常に音がよかったのを覚えています。
それから携帯電話そのものが普及し始めた頃、それを何故かやめて、
しばらく何も持ちませんでした。
コンピューターの通信にしても、インターネットが普及する以前はニフティを
よく利用していました。
当時の通信スピードは今の1000分の1くらいですが、それはそれで充分だったように思います。
 
 
海外で電話を持っている(使える)のはゴクタマですから、友人との待ち合わせ等は
「何時に何処」という約束だけになります。
先日もロンドンのある地下鉄駅で待ち合わせをしたときに、先方は渋滞のために
1時間遅刻してきました。
通信手段を持たずに連絡もつかない状態で待ち合わせをする、ということが
とても新鮮で驚きでした。
今は携帯電話なしの生活は、考えられないのではないでしょうか。
 
新しい携帯電話を買ったと書きましたが、本来、ほとんど電話嫌いです。
自宅にかかってくる電話は出ますが、携帯にかかってくるのは着信音量を
下げているせいもあって、ほとんど気がつかないことが多いです。
(携帯電話の呼び出し音を大きくしている人、信用出来ないです。
打合せ中に電話に出る人も。)
何故電話に出ない、と文句を言われることもありますが、
聞こえないのだから仕方ありません。
(あくまでも出ない、のではなく気がつかない)
そして必要な電話の時は、だいたいその時がわかるので、あまり困ったことがありません。
携帯電話で話すと頭痛くなりますしね。
でもそんな私が、ドコモ、voda phoneのプリペイド(ヨーロッパ用)、
J-phoneの全世界共通携帯と3台も持っているのは、本末転倒でしょう。
願うのは、はやく一台きりになりますように。
それも電磁波のでない、クリーンな携帯電話に。
 
 
あまりにスケジュールの更新がないので、ここだけに秘密の情報を。
東名阪のコンサートの予定日です。まだあくまでも予定であって、
変更の可能性があります。
各ホールに問い合わせをしてもダメです。まだ前売り等何も決まっていません。
スケジュール帳に印だけ付けてみましょう。
 
6月27日 東京サントリー大ホール
6月29日 大阪・ザ・シンフォニーホール
7月03日 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
その他、埼玉、山形、石川、長野、沖縄が予定されています。
 
 
先日、ナポリのコーヒーの話をしましたが、後日談を。
エスプレッソを入れるポット(コンロの上でポコポコ吹き出すやつ)が
あるのですが、イタリアではそれが汚れたとしても水でしか洗わないらしいのです。
絶対洗剤で綺麗に洗わない。
そのほうが美味しいコーヒーになるという...
日本にも古い料亭なんかでは、創業以来ずーっと使い古された土鍋は、
それから出汁が出るとテレビで紹介されていましたが、
それと同じ事なのかなぁ、と感心しています。
今日から実践し始めました。
いつ頃美味しくなるのでしょうか.....