Motel Chronicles


■2002年12月24日

Merry Christmas !!
 
クリスマスイブ。
なんにもすることないなぁ...
いや、今日は夜から、今からスタジオでお仕事です。
いつもクリスマスイブは、イベントがありません。
まぁ、特に望んでいるわけではないので、いいのですけれど。
 
この日になると嫌でも思い出すのが、車の保険の更新日。
つまり22年前のクリスマスイブに、私は車を買いました。
納車されたのが12月24日で、自宅から車で1時間以上離れた中古屋さんに
自分で取りに行きました。
帰り道は雪がちらつく寒い日で、なんだか寂しい日だったなぁ。
車は日産サニーGXクーペ、L14型エンジンにソレックスのツインキャブ仕様で、
もちろんクーラーなし、マニュアルギア、ノンパワーステアリング、
まぁまぁのスポーツカータイプの車。
値段は10万円で、保険がその倍の20万円くらいでした。
 
当時学生だった私は、芸大は車通学が可能だったので、
毎日上野まで運転していくのですが、超貧乏だったその当時、
帰りのガソリンまでは入っていませんでした。
まずお昼に学食で友人に飯代を借り、夕方、また学食で帰りのガソリン代を借りる毎日。
何度ガス欠で立ち往生したか、数え切れないほどです。
当時ガソリンはリッター100円くらい。
そう、今の方が安いのです。
その頃友人と「あぁ、ここのGSは98円、ラッキー!!」なんて
いっていたことが、懐かしいです。
 
最初の車がもちろん値段の都合で買ったのですが、そのスポーツカーイメージから、
私は車とは、「2ドア、マニュアルシフト」が基本となりました。
今まで乗った車種は、国内海外のレンタカーも含めると膨大なものになりますが
、私の車に対する考えを変えたのは、シトロエンというフランス車に乗ったときです。
その車に乗るまでは、基本姿勢を崩さず、最終的にはターボがついた
滅茶苦茶走り屋仕様の真っ赤なスポーツカーだったのですが、
ふと乗ったシトロエンがそのスポーツカーより運転が楽しい。
表現が難しいのですが、スポーツカーみたいに速くないし、
タイヤもプアなものですが、車との一体感が強いのです。
日本車ではなかなか味わえなかったこの感覚にすっかり虜になって、こ
れから地獄が始まるのでした。
そう、わかる人はわかるシトロエン地獄。

続きはまた。
みなさん、いいクリスマスを。
ディナーショーに来ていただいた方々、ありがとうございました。

最近、このホームページを観てそれをネタに取材を受けることが、多々あります。
メディアにほとんど出ることがない私であるから(それではいけない)、
ここでの情報が一番新鮮なわけですが、取材等でそればかりだとなんだか...
ここに書く、ということはその時点で完了していることでもありますから。
そして趣味ですから。
ご了承ください。

■2002年12月16日

頻繁の更新。
こういうときは、
1 あまりにも暇である。
2 あまりにも忙しくてイライラしているので、気分転換をしている。
3 仕事用のマックが調子悪いので、休んでいる。
4 ただのずる休み。
5 実は休暇旅行中で、旅先から書いている。
6 実は猫が勝手に書いている。
7 ホームページ見ました、面白いですね、というその筋の(いえ、業界関係の)人から
  言われるけれど、エッセイの仕事がもらえないので、自虐的になっている。
8 ゴルゴ13への秘密連絡になっている。
9 友人からもっと面白いもの書けと、脅されている。
あぁくだらない...
 
しかし、暗くなるのが早い。
外で仕事をしていれば、それなりに太陽を見る時間もあるけれど、
家で仕事をしていると何時の間に!!と驚くほど、そとはもう真っ暗である。
これが結構ショック。
また一日が終わってしまう...と、ただでさえ暗い外を眺めながら、
締め切りの時間を思いあぐねる。
 
誰が何と言おうと12月なわけで、つまりクリスマスが近いが、
家のまわりがものすごいことになっている。いわゆる『電飾』。
中途半端なものが多かったり、7色だったり、2軒先はムラサキだが。
それにしてもカラフルなものはやめた方がいいと思う。
言っては悪いが少し哀愁感漂う。
私の仕事部屋の前はチカチカと一晩中光っていて、
ほとんど部屋の照明がいらないくらい。
さっきも散歩をしながら、少しこの街は電飾コーディネーターが必要かなぁ、と。
区画全体でももう少し揃えたら、綺麗になるのに...
でも年に一回しかない仕事では、食べていけないか、な。


さて、仕事をしながら皆さんはどのくらいお茶を飲むだろうか?
私はほとんどコーヒー。
だいたい1時間に一杯くらい、マグカップでコーヒーを飲む。
つまり、ほとんど飲み続けながら、に近い。
コーヒー豆は駅で二つ目くらいのところにある、海外乾物なんかを扱っている
スーパーにある、ポンパ君のシールが貼っているやつ。未だに銘柄を覚えないのだけれど。
最近、この店のネット販売を見つけて、とても重宝している。
それをほぼ業務用と同じ電動ミルで挽いて、ペーパーフィルターでいれる。
そこにたっぷりのミルク。
お洒落な泡立ては面倒なので、そんなことはしない。
冷たいままの牛乳を、ドバッと。
それでちょうど飲み頃温度になる。
自宅取材に来ていただいた方々に出すと好評で、マグカップいっぱいの
ミルクコーヒーを平らげていく。
 
ミルクコーヒーに飽きると、紅茶にしたり倒れそうになるくらい濃いエスプレッソ。
紅茶は結構どうでもよくて、ティーバックばかり。
ロンドン、スコットランドに行くと、ティトレという銘柄の安いティーバックが
美味しかったりするが、結局水が違うから、日本に持ち帰っても
あの味はなかなか再現出来ない。
そういえば、50個くらい入っているパッケージを買って帰ったら、
近くのスーパーでその2週間後くらいに売り始めた。(買い物運の悪さは昔から?)
今はフランス製のティーバックがお気に入り。
そのスーパーで最近売り出したものだが、アップルティーが美味。
いつも定宿にしているパリのホテル近くに、その専門店がある。
たぶん本店か。
いつも混んでいて入ったことがなかったのだが、こんなことだったら
買ってみればよかった...
 
しかし日本には何でもある。
先日ロンドンに滞在していたとき、いろいろ仕事に使うステーショナリー、
プリンター用紙などを買い求めたけれど、変なものが高かったり安かったり。
欲しいポストイットが1000円以上していたのは、驚き。
もちろん、輸入物だからかもしれないけれど、私ははさみを使って小さい
ポストイットを作った。
ただのケチか?
 
ロンドンではカッコイイスニーカーを見つけたので購入したけれど、
日本にはその専門店まで銀座に出来ていると聞いた。
銀座でもキラー通りでも久しぶりに歩いてみると、とても上品な新しい靴屋が
オープンしていたり。
ロンドンにももちろんそういうお店はたくさんあるのだけれど、そ
こに陳列されている10万円もする靴を履いている人達をあまり見かけないのは、
何故だろうか。
そういうお金持ちの人達が集まるところに、行っていないだけなのか。
  
コーヒーの話に戻るが、そう、スターバックス。
スタジオに行く前や打合せの前には必ず買っていくほど、いつも利用しているのだが、
一番最初のスターバックス体験は、数年以上前のロサンゼルスのこと。
ロス在住の友人が近所に美味しいコーヒースタンドが出来たからと、連れて行ってもらった。
初めて見るスタバのラテ・グランデは飲み方がまったくわからず、
あのフタを開けてしまってミルクの泡がこぼれて恥ずかしかった...
 
昨日、友人からそのスターバックスでのプレゼントキャンペーン応募用紙をもらった。
励まされている人へのメッセージを50字以内で書くと、
選考で1000名にコーヒーがあたる、というもの。
これを聞いたときに、私は1000杯分のチケットをもらえると勘違いして、
狂喜乱舞したのだが、なんのことはない、メッセージの相手にコーヒーが
一杯分送られるというもの。
ほら、牛丼50杯分プレゼントなんていうのがあったではないか?
私は1000杯分のチケットをみんなに配って王様気分になれるのなら、
3日徹夜してでも50文字の文章、頑張ろうと思ったのだが...
随分前だが、仲良しの女性ミュージシャンがよくシッポーチとか、
そういう景品ものを持ってきていて、とても羨ましいものだった。
私はそういう当たり運がないので、余計に悔しがったものだが、
シッポーチを欲しいわけではない。
そのほんのちょっとだけの、王様気分が好きなだけなのである。
しかも自分でお金使わないやつね。
今は友人とスターバックスキャンペーンにどちらが勝つか、競争中。
私が有利なように、ここで文章募集してしまうのもいいかな。
 
 
最近ケーブルテレビのコマーシャルで気になっているのが、リフティングメイクプロ、
という化粧品。
主婦モニターの方々が「えー!!全然違う〜!!」と騒いでいるのがちょっとうるさいが、
でもすごーく気になる。
つまり皺隠しファンデーションのようなもの。
男でも40を過ぎると、疲れが肌の調子となって如実に出る。
昨日一緒に御飯を食べていた人は、肌がつるつる。
今は私より忙しいはずなのに、年のさを考慮しても、なんだかくやしい。
いや、無茶苦茶くやしい。(こういうところは負けず嫌い)
メイクで誤魔化してもダメなのは、よくわかっているが、ちょっと頼りたくなる。
ほかに、顔の彫りが深いので(嫌味か)、目のまわりがクマとなる。
このためにいろいろ化粧品を試すのだが、これもやっぱりちゃんとした睡眠が必要なわけで。

なんだかくだらない話ばかりになってしまった。
友人からこの文章の「膝カックン」というセンスは、大阪時代に築かれたものか、
というメールがあったので、ちょっと意識してしまうと、
つまらないものになってしまうものだ。


つまらないものの口直しにもう少し。
Q&Aのページを更新するのが大変なので、ここで少しお答えします。

■冷静と情熱の間の中で学生のチェリストがひいている曲は?
私の音楽ではありません。というか映画を観ていないので、わかりません。
 
■FM東京のジェット・ストリーム「Mr.ロンリー」は、どのCDに入っていますか?
出ていません。来年春頃に発売される予定の私の新譜に、入るかもしれません。
 
■もうすぐ7万件に達するというアクセス数、どこかに出ているのですか? 
私だけがわかるようになっています。これでもホームページ管理者ですから。
ただカウントをするページはフレームを使用しているため、
数が多くなっているかもしれません。
その辺は深く追求しないようにしています。
 
■海外向けのDVDは製造されてはいないのですか?
私のDVDはリージョンコード「0」、つまり何処の国でも見られるように
設定されているはずです。
 
■「人狼」のエンディング曲は誰が歌っていて、何語なのですか?
Q&Aのページに書いてあると思いますが、企業秘密です。
歌手の名前はCDに表記されていると思います。