Motel Chronicles


■2005年1月8日


ちーちゃんは冬休みだそうです。
子供の頃の休みは長いようで短かったですね。
今はもっと短いですけれど...

年が明けてからゆずのファンの方からメールをいただきました。
ありがとうございます。
15/10000くらいになりました。
気持ち的には1750人/10000人くらいにうれしいです。
(微妙な数ですけれどとってもうれしいのです)
また何処かでお会い出来るよう、私も頑張ります。

お正月は特に仕事もないので、仕事用のソフトを新しく購入したり
その使い方を勉強したりと、結構ゆるい感じです。
元旦から掃除もしていました。
あとは昔出演したテレビとか15年前のコンサート収録された
映像だとかを、ひとつにまとめていました。
結構昔のものを見るのって、イヤなものですね。
他人のものであれば面白がって見ることも出来ますが、自分のものは
たとえ仕事であってもどんなものかなぁ...
正月早々気持ちが何だか暗くなってきました。
少し考えたのですけれど、手紙とか写真、それから私の場合は
こういう仕事関係の記録等、この先いつか見ることがあるのでしょうか。
例えば70過ぎてからこういうものを整理するか、というと
どうもしない気がするのです。
その頃はその頃の忙しさがあって、昔なんか振り返っていられないような...
私の母とかを見ていてもそう思いますし、父は私のビデオ等ばかりを
残して自分のものはほとんど残さず死んでいきましたから。
ではデビュー20周年の時にこれが役に立つか、というと微妙ですね。
20年はいい区切りですけれど、もう少し著名であるとか音楽家として
確立された世界を持っているとかでしたら「お宝」になるのでしょうけれど。
雑誌に載った自分の記事も全部とってあります。(昔の事務所がやってくれた)
雑誌アンアンの記事なんて絶対読ませられないようなことがあります。
あぁなんてイヤなやつだろうと。
そう、何故気持ちが落ち込んだかというと、こういう記録や写真は昔の私を
客観的に全部写っているのです。
自分の頭の中の記憶は結構自分がいいように解釈して記憶されていますけれど、
ビデオ等にはあるがままの私がいるわけで。
コンサート中のトークとか滅茶苦茶幼稚な感じがしますし、言葉遣いも悪い。
もちろん演奏も曲の構成も。
もう十分反省していますから観ている間は「許して」ください、という
気持ちで一杯になってくるのです。

そんなわけで父が残したビデオまではたどり着けませんでした。
あぁでも村松建さんというピアニストと二人でコンサートをしている
NHKの番組があって、それは見ました。
何だか面白かったです。
二人とも若くて、しかも私は今より妙に落ち着いていてアンバランスです。
15年以上前のものです。
彼は今どうしているんでしょうか。
私たちがデビューした頃はニューエイジミュージックと呼ばれていて、
他にも同じようなジャンルわけされていたヴァイオリンの中西俊博さんなどと、
よくコンサートも一緒にやったものです。
今この時代だったらもうちょっと盛り上がったかもしれません。
ちょっと早すぎたのかなぁ...


NHKの料理番組に出演します。
もうすぐ収録です。
まったく緊張感のない緩みきった顔で、どうしようというのでしょうか...
ちょっと心配です。