■2002年12月14日
2、3日前のこと。
友人が転職、いや、正確には会社の中での部署が変ったと、
急な人事異動があったそうで、約束していた麦トロ御飯の夕食が、
ドタキャンになりました。
彼女にとっては寝耳に水、といった事だったらしく、
電話口では少しアップセットしていたけれど、私は麦トロ御飯は逃げないから大丈夫
、と電話を切りました。
そして、私にはその人事異動=昇進(もしくはもっといい仕事、環境)に感じられました。
案の定、次の日には『新しい仕事、いいかも』という短いメールが。
お互い忙しいですからほとんど会うこともなく、メールもゴクタマですが、
何かこの人は大丈夫、という暗黙の了解を持っています。
そういう友人が何人かいて、よく会う人もいれば何年も会っていない人もいますが、
たいてい、大丈夫なのです。
そう、彼らが悪くなるはずがない、きっと幸せになれる、うまくいく、成長する、
まわりがほおって置くわけがない等々、と思える何かを持っているのです。
それはつき合いがあるなしにかかわらず、会った瞬間でもわかるかもしれない、
『何か』。
言葉ではなかなか表せないのですが、仲間とか共同体、自立、信頼、
みたいなものでしょうか...
人のことはよく見えるのです。
コンサートやお芝居に行ってもたいていは、これはこうしたらもっとうまくいくのに、
と制作サイドっぽい視点で見てしまいます。
まぁそれが、つんくさんや小室さんのように、『売れる』考えであるかどうかは、
別問題として。
でも自分のことになると、まったくわかりません。
自分は今、どういう状態で、何処に位置して、何をすべきか、何を発信するのか、
何を受け取るのか、生きるのか、死ぬのか、体調は、お金は、もう何もかも全部。
考えてみても頭悪いせいかよくわからないので、とりあえずやりたいことをやってみる。
そうやって失敗したり成功したり、いろんな経験から『こうかもしれない』と
組み立てていくのだけれど、いいかげん、こんな年なのだから分別持って行動しなければ、
とも反省しきり。
いや、思うのは、40にして惑わずというけれど、それまでよりももっと迷っている
感じがあるのです。
字が違うけれど。
この辺書き始めると、愚痴を言っている酔っ払い中年男そのままになるので
割愛しますが、音楽もチェロも、続ければ続けるほどわからないことも、
考えなければいけないこともたくさん出てきて、本当にキリがないです。
でも諦めないというか、そこから逃げさえしなければ、知らない間に次のステップに
進んでいることもあるわけで、だからやめられないのですが...
少し話は違うのですが、今年は本当に色々なことがあって、身体も心も元から(姿勢とか?)
調整しています。
やはり厄年は侮れません。
もともと肩こり症なのですが、数ヶ月前からひどくなり始めて、何が原因なのだろうと、
ずっと考えていました。
コンピューターの前にいる時間が長すぎるのか、そのために目が疲れているのか、
運動不足、寝不足。
全部当てはまるのですが、原因はチェロの奏法でした。
最近では練習で1時間も弾くとへとへとになり、右肩はガチガチに固まって首も回らないほど。
腰への負担も相当でした。
いつもと変わらないのに、なんでだろう.....と悩みながら、3日前、ほんの気まぐれから
奏法を少し変えてみました。
ビンゴ。
目から鱗(うろこ)。
そういえばチェロを習い始めた頃、こう弾きなさい、といわれていた気もしますし、
教則本にもあったような。
それをいつの日かからすっかり忘れていて、癖が自分のスタイルとなり、
無理を重ねていたのかもしれません。
普通の生活での姿勢とか(だけではありませんが)を矯正していくうちに、
無理なチェロの弾き方が浮き彫りにされてきたのでしょう。
少し奏法を変えただけで、音は太くなり音量も増えました。
見た目は一切変わらないのですけれど、弓にかかる力のもとの、微妙な調整なのです。
肩こりもひどくはなりません。
反対に弱い音を出すのが難しくなりましたが、これからの練習課題でしょう。
そう、どんな楽器の奏法でも大きな音を出すのは簡単なのです。
力任せに弾けば、とりあえず大きな音は出ますから。(本当は難しいですけれど)
むしろ弱い音を出す方が100倍神経を使うしそのまた100倍、
力やそのコントロール力が必要とされます。
そしてこの改造は、すぐにはなおりません。
まだその弾き方のために、右手に意識を持っていくと左手がおろそかになっている、
という状態で、はやく『無意識』のレベルまで持っていかなければなりません。
そういえば弾き方を変えた途端、指にかかる力も微妙に変わって、
タコができる位置も変わってきます。
昨日、弓を持っている右手をふと見たら、なんと血まみれではないですか。
これは練習のしすぎで、『すごい!!星飛雄馬みたいだ〜!!』と
内心喜んだのですが、タコ(皮膚が硬化するところ)の位置が変わって、
それと乾燥肌が作用して切れただけでした。
体育会系のように練習で血だらけになる、なんてこと、ないですからね...
変化は少しずつ、でも確実にですね。
乾燥肌といえば、今日、朝起きて仕事部屋に来てみたら、部屋の温度が4度、湿度33%。
いくら古い家だからといって、外気温とそんなに変わらないなんて、ちょっとショックです。
エアコンをつけると乾燥するので、今年はオイルヒーターを買ってみました。
友人にメールで自慢したら、「上に座っちゃいまーす。肩がこった時には寄りかかるっす。
時には馬乗りになる時もある・・・・どうだー恥ずかしいだろ〜」という返事が来ました。
取扱説明書には一切そういうことが書いてないはずなのに、いや、
してはいけないと思うけれど、私もまったく同じ使い方をしているので、
なんだかトホホでした。
トホホは自分に対してなのか、友人、オイルヒーター、どれなのか判断つきませんけれど。
わたしは足をのっけて低温やけどギリギリまで、なんて使い方もします。
類は友を呼ぶ.....いや、友は類(オイルヒーター)を呼ぶ?