意外と私は小心者です。
先日ゴールデンウイーク中のレコーディングが飛んだと書きましたが、自分のアルバムが中止になった
ことが精神的に結構こたえています。
今までこういうことはなかったですからね….
レコード会社にもリストラされてしまう(笑)のか、と思ったり。
まぁその時はその時ですが…..
なので、ちょっと悶々とした毎日の中で、次なる仕事を始めています。
ところで、チェリストというのはいったい一人あたり何台楽器を持っているのか、
とても興味があるところです。
同級生のベース弾きは一時期3台以上楽器を持っている、と言っていましたから、
その置き場所はどうしているのだろうと他人事ながら心配もしました。(笑)
私はメインの楽器と旅番組などで外で弾くための、安いアメリカ製(現物は中国生産)の2台です。
このサブの方は安い割にはバランスが良くて、流石中国は作る技術を与えるととんでもない
品質のものを安く作ってしまいます。
いい気になって高いお金を出して、楽器のニスをオールドっぽく塗り替えてしまいました。
なので見た目には「おっ!」となります。(笑)
ついでに楽器のラベルも100年ちょっと前のものに変えていますし….
いやぁ、偽物を作ろうというわけではなくて、あくまでもシャレであります。
これを売る目的で作ってしまうとちょっと詐欺行為になるのでしょうけれど….
とはいえ、ニスはオールドフレンチ風、ラベルはイギリスか何か、音は….と滅茶苦茶で
だませるわけがありません。
音がそれなり、と書きましたが、あくまでもそれなりで終わってしまいます。
虹が出ているアイルランド海岸の雨の中でも弾いた、たくましい楽器ではありますが、
普段はずーっとフライトケースに入れられたまま、一年に一度弾く機会があるかどうかの
ちょっと忘れられたかわいそうな存在でもあります。
そのフライトケースもとても大きくて、私の仕事部屋ではだいぶ邪魔な存在だったり
しますから、ますます不憫です。
最近コンサートホールだけではなくライブハウスでの演奏も増やそうと思い、
元気な楽器も欲しいなと思う今日この頃です。
今、作られてまだ5年という新作を借りているのですが、練習中も楽器を弾き比べながら
私の楽器もこういう鳴り方をすればなぁ、新作もこんなところが足りないなぁ、と
ちょっと楽しんでいます。
ちょっと車の乗り比べをしているような感じ、とも言えます。
ただ、毎日練習スタジオに楽器2台を持ち込むのは、結構大変ですが….
お金さえあればねぇ、って何でもそうですが、この子も我が家の一員となれるのですが、
楽器はお金が幾らあっても足りないような気がします。