MOTEL CHRONICLES

2009.05.01 UPDATE [OTHER]
ファインダーを覗きたい!

写真を追加しました。
ついでに先日たまたま消灯時間に通りかかった東京タワーの写真も。
r0010435.JPG

先日友人の写真家から作品を撮りたいとのことで、古いポラロイドカメラを
貸しました。
久しぶりに見るPLAROID 190というカメラは、10数年前に私が1年以上をかけて
探し出した古いものですが、とても雰囲気があるものです。
デッドストックしておいたポラロイドフィルムを装填して一枚撮影してみると、
あぁ昔の感覚が蘇ってきます。
フィルムをカメラから取り出す作業、1分ちょっとの現像時間を待って、
フィルムを剥がすあのドキドキ感….
そして何よりファインダーを覗くというのが、とても良いのです。
今ではデジタルカメラを使っていますが、それは液晶画面に映った被写体を
見ているわけで、何か違和感を感じるものでした。
たぶんこれは人間の生理的なものでしょう、たぶん….
でも久しぶりに覗いたファインダーは、例え二眼レフ(一眼レフとは違って
撮影するレンズの映像を光学的に見るのではなく、違うレンズで見ている)
だとしても、レンズを通した映像はやはり精神衛生上とても良いということを
再認識しています。

私は元々祖父が使っていたヤシカのカメラ(二眼レフ)を父から貸してもらって、
小学校の林間学校とかに持って行っていました。
今でもそのカメラは持っていますが、やはり最初が2眼レフだったので
途中オリンパスのOM-1、OM-2newやキャノンなど一眼レフを使っていた時代もありましたが、
結局は2眼レフに落ち着いています。
中判カメラではハッセルも一度所有したことがありますが私には使いこなせず、
結局落ち着いたのはローライフレックスなどの二眼レフ、マキナというレンジファインダーでした。
そして35ミリはライカのM6を使い倒していましたから….
見たものと撮れたものの「違い」が、たぶん、楽しいのだろうと思います。
一眼レフは撮影するレンズで見ているわけですから、撮影されたものとの
違いがそれほど生まれません。
でも二眼レフはそれがとてもずれるのです。
表現するのが難しいですが撮ったことを「忘れている」といっても良いかもしれません。
それが楽しいというか、何か本当の自分が見ているものを、忘れていたものを後で
映し出してくれているような気がしています。
撮影しているときには、撮影したものをその場で鑑賞したいという気持ちは、
ほとんどないのです。
撮影と鑑賞はまったく別物ですから….
そして車と一緒でマニュアル、つまりピントを自分で探すという行為は、
とても楽しいものです。
何でもかんでも自動というのは、本当につまらないです。

さて、そうなると今のデジカメで光学ファインダーを持っているものとなると
一眼レフとなってしまいます。
しばらくフルサイズのものをネットで色々眺めていましたが、どのメーカーも
一長一短で欲しい、という気にはなりません。
何より一眼レフカメラそのもののデザインがいただけない….
昔の35ミリでもカクカクしたデザインの頃は好きでしたが、全体が丸くなった
ころからどうも生理的にダメです。
そう考えて辿り着いてしまうのが、M型ライカのM8です。
レンズをいくつか持っていますからボディだけ買えば済むのですが、
いかんせん値段が…..
普通に軽自動車一台が何となく買える値段です。(驚!)
一度雑誌ウオモのページで使わせてもらったことがありますが、
ライカを使ってきた人には違和感なく使える素晴らしいモノです。
でも….やはり値段が….
エプソンでも同じレンズマウントを持つカメラが出ていますが、ライカの
半分くらいの値段です。
いろんな人の意見を見ていると、遠回りをせずに結局は欲しいものを
買った方が安いのではないかというものがあって、今は冷静になって
考えているところです。
あぁ「考えている」という段階で、既に怖いですね、本当に….

銀塩カメラをされていた人にはわかると思いますが、あの吸い込まれるような
世界がファインダーの中に広がっているのです。
一度覗いてしまうとやめられなくなってしまう魅力があります。

カスタム。
すごく魅力的な言葉です。
車やカメラ、その他色々なものに当てはめられる言葉ですが、
もちろん楽器にもカスタムはあります。
ギターだと自分専用のデザインとか寸法で作ることも出来ますし、
チェロだったらあまり見えないところですが、駒、テールピース、
緒留め、魂柱、エンドピン、ペグ、弦等々とたくさんの組み合わせが存在します。
材質はもちろん、魂柱や駒だと太さ、硬さ、木の年代が音に影響してきますから、
とても奥深いものです。
チェロのカスタマイズは音のため、という大きな目標がありますから
それはそれで良いのです。
時々テールピースやペグにスワロフスキーを組み込んで、キラキラさせたい
と思うことは多々ありますが、接着が不完全だと音に歪みが出ますから、
何とも難しいところです。
弓には本物のダイヤが組み込まれたものもあり、時々欲しい!と思います。
時々ですよ。(笑)
貴族がたぶん作らせたものだと思われますが、この間イエローダイヤの
大粒のものが入ったものが、確か4000万円ちょっとだったかな….
音には….どうなんでしょう、あまり関係はないかと思いますが、
所有満足度は滅茶苦茶高いでしょうね。

そう、カスタマイズは人とは違うものを持つという、所有満足度を
高める媚薬でもあります。
その昔、デジカメに合成皮を張り付けて、何となくレトロな感じに
させて喜んでいました。
見る人みんなからなんて言うカメラ?と聞かれたものです。
デジカメを買ったばかりは目新しくてうれしいものですが、そのうち
何となく飽きていじりたくなります。
いじった後、そうその製品が製造中止くらいになった頃に飽きて、
またノーマルに戻す、というのが私のパターンでもあるのです。
リコーのGRというカメラ、銀塩時代→デジタルと使っているものですが、
そろそろ何となく飽き始めています。(笑)
なのでちょっとレンズフードを付けてみようかとか、考えています。
レンズフードを付けるためにそのアダプターが必要で、そのまま
リコーのオプション品を買うのも何だか芸がないなぁと思っていたら、
海外ものがありました。
ほんの少し、もう誰が見てもわからないという程度に、少しだけ
デザインが違うのです。
ネットで注文して到着を待っているところですが、その先、このレンズアダプターが
私が付けたいレンズフードの径と同じなのかどうかは良くわかりません。
また高い買い物をしてしまったのかなぁと思う、深夜の買い物でした。(笑)

カスタマイズとはちょっと違うかもしれませんが、センスを問われる
(自意識過剰?)組み合わせもあります。
そのライカというカメラ。
二眼レフのくせにレンズが交換できます。
そう、どんなボディ(今のM型デジタルは一種類ですが)にどんなレンズを
組み合わせるか、というのがとても難しいのです。
いや、写真を撮るというこういう上の問題ではなく、ここでは
ファッション、美意識上の問題として。(笑)
ライカが好きな人は一瞬でその組み合わせを知ることが出来ます。
私は広角が好きなので、21ミリスーパーアンギュロン(ただし古いレンズなので
自動露出が使えない)もしくはズミクロン35ミリとなるわけですが、
強者はすごいですよ。
見た目の勝負、みたいなところもあって、どのボディとレンズの組み合わせが
美しいか、みたいな、写真とはかけ離れたところで美を追究する
人もいるわけです。
私はそれが嫌いでもないので、困ったものなのです….
ライカのM8を持っている人はあまり見かけたことがないのですが、先日
私が住んでいるマンションの広場で肩からさげている人がいました。
あぁ子供をダシにM8を買ったんだなぁと思われる、とても微笑ましい光景
でしたが、私は私で一瞬でレンズは何だろう?!という好奇心が湧きます。
病気ですね。(笑)

車に関しても、ちょっと同じことが言えます。
私が代々乗り継いでいる車、去年までの6年間乗ったものは、ブレーキから
サスペンション等々いろんなものをカスタマイズしました。
それは半分以上は必要だから、というところですが、今の買い換えた同じ車ではまったく
ノーマルに近い状態です。
ヘッドライトをキセノン化してフォーンをエアに、あとはカーナビくらいでしょうか。
私は車に関しては外見は何でも良いのです。
でも特に足回りはうるさいです。(笑)
信号待ちで止まった隣の車のブレーキは何?タイヤは?ホイールは?
隙間から見えるサスペンション系はどういじっているんだろう、という感じです。
これも病気に近いです。
新しく仲間になったアルファロメオは巷にたくさんカスタマイズ製品があって、
それはそれで迷ってしまうほどです。
ほとんどいじる必要はないのですが、アルファロメオっぽい艶やかなエンジン音が
あまりしないので、マニホールドあたりをいつかいじってみたいと思う、
今日この頃ではあります。
それにしてもオープンは楽しいです。
スタジオに行くときは日差しが強いので閉めていますが、帰り道は
チェロをシートベルトで助手席に固定して、全開にしています。
はた目にはたぶん、ちょっと変な図、です。(笑)

マネージャーが変わりました、というのは前回お伝えしました。
まだどうなるのか良くわかりませんが、すごく真面目に一生懸命
やってくれているようです。
今はスケジュール帳のやりとりをどうやったらいいかで、悩んでいるところです。
私のようなミュージシャン、アーティスト系はMacコンピューターを使う人が多く、
会社系の人はWindowsです。
ホリプロもご多分に漏れずWindowsです。
ここで共有できるカレンダーはないものか、と探しているのですが、
結局私がMacのiCalendarというソフトを使う限り、Windowsとの
共有はなかなか難しいようです。
あぁ、もちろん簡単にお金かけずに、の話です。
Googleカレンダーも良さそうですが、シンクロしませんからねぇ。

私が電話用に使っている携帯電話はauで、一応ワンセグとかも付いていますが
機種としてはだいぶ古いものになります。
先日auの機種がリニューアルされた記事を見ていて、いつもと違って
「新しくしなくちゃ!」という気持ちがありません。
普段はiPhoneとの併用なのですが、iPhoneがあると携帯電話のモデルチェンジ
に全然魅力を感じなくなってしまいます。
auはメディアスキンという、当時としてはちょっと尖ったデザインで、
買ったときも楽しく使っていました。
今でも何不自由なく使っていますが、iPhoneに比べれば機能としては
使いにくいことが多く、今では電話の機能でしか使っていません。
ワンセグもアンテナコードを取り付けなければ見られず、使ったのは数回です。
メールやGPS、捜し物、音楽、ビデオは全てiPhoneとなります。
デザインももちろん大事ですが、要は携帯電話、そして情報端末としての
使いやすさが満足していると、ニューモデルがでたからと言ってそれが
欲しいと思える度合いが何だか減っています。
もとろんiPhoneにもたくさん欠点はありますが、なんといっても
自分の好きなアプリケーションを簡単に入れられて、自分好みの携帯電話
(いや、もはやコンピューター端末ですが)にカスタマイズ出来ることが
満足度を満たしています。
感覚として、製品が古くならないのですね。
ただ、iPhoneのニューモデルには心揺らがない自信はありませんけれど….

新しいCDのレコーディングがもう始まっています。
今回は久しぶりのオリジナル。
既に7曲もレコーディング済みです。
しかし肩の治療もあり作曲そのものの時間が今回は少なくて、
なんとレコーディング当日の朝6時くらいまで、フラフラになりながら
家で曲を作っていたりします。
あぁ、もう何だかわけがわからなくなっていますが、レコーディングしてみると
ちゃんと曲になっているので不思議です。(笑)
今回のアルバム、ミュージシャンに大きな違いはありません。
前半のレコーディングではピアニストが紺野紗衣さんで、レコーディングは
ほぼ終了しました。
後半戦は久しぶりの古川初穂氏に、ベースは鳥越氏、パーカッション岡部氏といつものメンバー。
そういえば、レコーディングの二日目からチェロのマイクセッティングを変えました。
エンジニアと何気ない話をしていたときに、僕が生涯一度だけの変なマイクセッティング自慢
をしていたのですが(なんだそれ?)、その場所が実はとても良い音でした。
自分がイメージしている音、つまり自分が弾いている側からの音がそこにはあって、
位相もそれほど狂わず部屋の広さもほどよく録れるし、楽器のウルフ(楽器自身が
共鳴してしまう周波数帯)もほどよく緩和されるという、魔法のマイクセッティングとなりました。
もちろん正面からのしっかりした音像も録音します。
そしてスタジオが変わっても結構同じ音がします。
やっとマイマイク持参で頑張ってきた甲斐があるというものです。(笑)
それにしてもマイクにしても個人的にこだわりすぎてきて、ちょっと反省しているところでもあります。
普段使っているのはAKG C-24というもう40年以上前のもので、もちろん真空管マイクです。
その他真空管マイクはいくつか持っていて、いずれスタジオを持ったときに使おう、という
はかない夢で集めてきましたが、そろそろ使わないのならどうしようかな…..という
気持ちになってきています。
もしくはどなたかスタジオを提供してくださる方はいらっしゃらないでしょうか?
そのための機材はだいぶあるのですけれど…..(笑)

p1010073.JPGp1010059.JPGp1010088.JPG

なんだか写真の並びが綺麗じゃないなぁと思いつつ、汚いついでにもう一枚。
私の超汚い仕事部屋です。
下手に片付けると何が何処へ行ったかわからなくなるので、
仕事部屋の掃除はタブーです。
ゴールデンウイークはここにこもりっきりです。
最近日差しが強いので遮光カーテンにしました。
意外と部屋で紫外線を浴びてシミになるケースが多いです。
それにしても汚い….これは氷山の一角ですから、振り向くとそれはそれはまた….
r0010440.JPG

誕生日、でした。
今年は何故かいろんな人からお祝いメールをいただいたり、仕事先の方からは
大きな花を届けていただいたり、とてもうれしかったです。
それにしても皆さん、友達の誕生日管理ってどうやっているのでしょう。
毎年手帳に書き込むのかなぁ….
私なんぞ、いつも母親の誕生日さえも知っていても当日忘れていますからね…
でもいろんな人にお祝いしてもらったので、ちゃんとお返ししなければ、です。
今年は頑張ります…..
写真はスタジオでの一日早いケーキと、送られてきた大きな旗束を活けたもの。
p1010061.jpg
p1010068.JPG

Twitterって知っていますか?
ネットには色々なソフト、サービスが生まれていて、私ももうついて行けなく
なりつつありますが、不特定多数(限定も出来る?)と何となくのつぶやきを
共有し合うというもの、らしいです。
文字数が限定されているので「お腹すいたなぁ」みたいな、本当に
短い言葉でのやりとりらしく、私のように朝方まで仕事しているときに、
何だかちょっと寂しいというときには、同じ境遇の人と愚痴を言い合うのも
気が紛れるかもしれません。
「あと3時間で締め切り、でもまだ何も出来てませーん」みたいな?(笑)
でも不特定多数という所が私にはネックで、結局は友人同士のチャットでしか
していません。
ニューヨークやロンドンだとこちらが朝になってもちょうど活動中ですからね。
というわけで、仕事がたて込むと深夜のスカイプとiChatは全開となります。(笑)
誰かとつながっている、というのはちょっとした勇気になりますね。

5月 2009
« 4月   6月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031