以前、シャネルの仕事をすると書きましたが、先日無事に終わりました。
いくつかの香水を事前にもらっていた、例の仕事です。
このお仕事はシャネルとウオモという雑誌のコラボパーティです。
会場はアウディのショールームで、とても響きのいい空間でした。
まだコンサートではお披露目していないチェロカルテット+私という、イケメン5人組です。(笑)
会場では久しぶりにサクラさんにもお会いしました。
いろんなお仕事で何度かお会いしていますが、全然、何も変わらず綺麗なかたです。
使っている化粧品を教えてもらいたいくらい…..(笑)
シャネルの香水、いくつかの中から私が一番気に入ったのは、ALLURE HOMME EDITION BLANCHE
(アリュームオムエディションブランシェ)というものでした。
後出しではないのですが、シャネルの一押しもこの香りだそうで、
何だかとってもうれしい限りです。
この香りは言葉は悪いですがシャネルの中でもちょっと控えめな強さです。
他のものの方が押し出しが強く、たぶん香りの持ちも長いようです。
でもその控えめな感じが大人の男を演出するには、バッチリではないかと…..(笑)
そして「控えめ」というのはネガティブではなく、ある程度の空間を残してくれますから、
そこには自分の香りを付け足せたり、一緒にいる例えば女性の人の香りを包み込める
おおらかさがあると、そう感じました。
そう、香りを決めるときは自分一人ではなく、相手の意見も必ず取り入れることを
お奨めします。
香りをつけるということは、自分だけの問題ではないので….
私はもともと縁起をそれほど担ぐ方ではありませんが、でも毎日必ず決まったものを
身につけるものがいくつかあります。
それがないとその日一日が不安でしょうがないのです。
クロスのネックレス、指輪、時計、そして出掛けるときに玄関での香水です。
ネックレスはロンドンの友人にもうかれこれ10年くらい前にもらったものです。
もらった理由はすっかり忘れましたが、お守りのひとつとして肌身離さず、という感じです。
このほかにもケルト十字のクロスも時々します。
そろそろクロスのネックレスもバージョンアップをしたいな、と思う今日この頃ですが、
男物の宝飾品も本当に高くてビックリします。
指輪はカルティエでお仕事をさせていただいたときのご縁で、自分の誕生日プレゼントとして
昨年買ったものです。
以前このブログにも書きましたが、ナバホ族のアーティストが作った指輪を、
アメリカのサンタフェで買ってから10年以上していたのですが、離婚と同時にそれを
なくしてしまいました。
別に結婚指輪ではなくお守りとしてしていたのですが、それにかわるものとして
購入したものです。
そして時計もないとなんだかダメです。
時計をしていていもマネージャーに今何時?と聞くくらいですが、どうも時計をしている
腕のバランス感覚がいいようなのです。
基本、コレクションをしないのですが、使える時計は6本ほどあります。
蚤の市で衝動買いをして結局動かなかったり故障したままのものを入れると、現在手元にある
腕時計は10本くらいでしょうか。
でも結局毎日使うものは2本ほどで、なんとももったいない感じもしています。
使っていないものの中には祖父や父の形見、友人からもらったアンティークなどが含まれていて、
どうしても手元に置いておきたいもの、そして二束三文のボロ時計だけです。
これでも人にあげたりと処分してここまで減らしましたが、修理に出しても直らないアンティークは
もうどうしようもないです。
今年の誕生日にやはり自分のために久しぶりに時計を買って、最近ではそれが一番お気に入りと
なっています。
そして香水。
ずっとブルガリのルイボスティというものを使っていたのですが、ユニセックスなので
ちょっと女性っぽいところがその日の気分に合わないこともありました。
かといってホワイトティは更にユニセックス色が強いですし、また、わざわざ香水売り場に行って
物色するのもとても勇気がいります。
そう、最近の男性はわかりませんが、私には未だに宝飾品や香水ものを買いに行くのは、
とても勇気がいることであります。
まぁそれは国内での話で、言葉が通じない海外では全然平気ですけれど….(笑)
海外の例えば空港の免税店ですと、男性用に限らず女性用化粧品全てを物色して
2時間以上は時間をつぶせます。
以前、パリでのトランジットが4時間以上あったときは、ほとんど化粧品売り場にいました。
店員が放っておいてくれたので、散々いろいろなものを見たあとに買ったものは、
プレーリーのナイトクリームでしたが、これがとても良かったのを覚えています。
ただ、金額も免税なのにとても高かったですけれど….
話を戻しますが、店先ではなかなかゆっくり香りを吟味することも出来ず、なかなか
難しいなぁとよく思います。
一回分くらいの試供品が各商品にあって、例えば家でゆっくり10種類くらい香りを試すことが
出来るのなら、どんなにいいかなぁとは思いますけれど….
今回シャネルさんからいただいた4種類のフレグランスを試せたのは本当にラッキーでした。
何事もそうですが、同時期に違う種類を試す、例えばワインだったら飲み比べる、というのは
「比べる」という作業からそれぞれの本質を見極めることとなると思います。
今回の香りを比べられたのは、ワインを飲み比べるのと同じような感じでした。
最近いくつかのお店でプリペイドカードを買って、ワインの試飲用マシーンで何種類もの
ワインを飲めるのをご存じですか?
ボトル一本の値段でたった25mlで5000円以上なんていうのもありますが、ワインを勉強するには
とても有意義なものだなぁと思います。
まだ行っていないのですが、近所に見つけたワインバーでは100種類以上のワインを
グラスワインで飲むことが出来るそうです。
ロマネコンティも50mlで3万5千円という噂も….!!
まぁ生涯この先飲めそうにもありませんから、味だけでも知っておきたいなぁと思いつつ、
3万5千円も出したらすごく美味しいワインがボトルで手に入るわけですから….
でもロマネコンティの味を知ったら、ワインの世界がもっと広がるのかなぁとも考えてしまいます。
こういうものはどの世界でも通じることでしょうか。
自動車でも大衆車ばかりを乗り比べているのと、その中でもフェラーリやポルシェに乗ったことがあれば
また世界観が大きく違ったり、感じるところの幅が大きくなったり、なのかなぁとも
思いますが、やはり3万5千円のグラスワインって何だろう、とも思ってしまいます。
車の「乗り比べ」もやはりそれぞれの個性や性能を感じる、良い機会となります。
ただ、私は車関係の仕事を生業としているわけではありませんから、それほど多くの車と接する
ことはありませんが、それでも普通の人よりはたくさんの車に乗っています。
まずは海外でのレンタカーでの旅。
レンタカーで貸し出される車なんてたかが知れていますが、でもそのお国柄と車の相性は
やはりあるものです。
私はハーツの会員ですが、10年以上前にアメリカで借りる車はほとんどがフォードのトーラスか
エクスプローラでした。
トーラスはハイウェイでの直進安定性が悪くて長距離を走ると疲れるのですが、それ以外は
とても大ざっぱでアメリカの大地にはよく合っているな、とか。
最近では日本車が多くなりましたが、アメリカ大陸の大きさには車がまだ合っているとは思えません。
それから私の中で車はワインと違って記憶にちゃんと残るようです。
10年前に乗った車とかきちんと全て覚えています。
ワインは値段のすごく高いものは記憶に残るのですが、安いものはどれも同じに感じてしまうことが多く、
特に生産者より葡萄の種類での違いしかわからないことが多いです。
それからいまお付き合いしている車屋さんの影響がすごく大きいです。
修理とか車検の時の代車にそのお店の売り物(中古車)を持ってきてくれるのです。
まぁ半分営業のようなものですけれど…(笑)
まぁ最近はつまらない車を持ってくると(持ってきてもらうだけでもありがたいのに)文句をいうので、
向こうもイヤな客だと思っていることでしょう。
もう10年以上の付き合いになりますが、ポルシェから20年前のロールスロイスまでなんでもありです。
日本車もいくつかありましたが、今までで最悪だったのは足回りから軽量フライホイール、ノンスリまで
全てを改造した日産のフェアレディZでした。
個人がバランスを考えずにお金だけ使うと、こんなに最悪な改造になる、という見本のようでしたから。
でもそれらが私の車に関する感覚を養ってもらった、といっても過言ではありません。
またシャネルの話に戻りますが、会場となったのが原宿に新しくできたアウディのショールームでした。
もう狂喜乱舞ですよ。(笑)
こんなに幸せな場所はありません。
もちろんエンジンはかけられませんが、ほぼ全ての車のドライバーズシートに座らせてもらいました。
車は走ってナンボですが、でも座っただけでもだいたいのことはわかるものです。
気に入ったのはS8というA8のバージョンアップ版とQ7というSUV。
Q7は気になっていた車のひとつですが、周りに誰もオーナーがいなくて(うちの駐車場にも!)
間近で見たのは初めてでした。
そう、うちの駐車場はマンションの住人以外にオフィスの駐車場にもなっているのですが、
とてもとても羽振りの良い人達が多く、先日私の隣は新型のアストンマーチンDB9が来ました!!
もうなめるように見てしまいます。(笑)
そのすぐ後ろにはDB7のオープンもあって、比べるともう車格から何から二回りバージョンアップ
した感じです。
でも後部座席は狭くてチェロを置くのは無理かなぁと思ったり….
フェラーリも当たり前のようにありますし、日産の最新GT-Rも2台あります。
日産GT-Rはガンダムのロボットみたいで、私にはあのデザイン、どうしても好きになれませんが
年配の外人の方が乗っています。
ポルシェやベンツは当たり前のように並んでいて、もう感激すらしません。
そんな駐車場で私が一番気になっているのはシトロエンのC6という車です。
5mを超すフルサイズの大きな車なのですが、大きさを感じさせない、というかちょっとかわいらしい
お茶目なデザインの車です。
駆動がFFでなければ絶対欲しい車なのですが…..
話が車になるとメチャクチャ長くなりますが、私の場合、FFという駆動方式がとても苦手です。
生涯一番好きな車がシトロエンで、その駆動方式はFFだったのですが、唯一許せたのが
このシトロエンだけで、感覚的にはフロントエンジン、フロントドライブが苦手なのです。
FRというエンジンが前にあって駆動軸は後輪、もしくはトルク配分が後輪よりの4輪駆動(4WD)。
ミッドシップ(MR)やポルシェのようなRRも感覚的にダメなのです。
どうして、と聞かれても、今までいろんな車を乗った中での結論、としか言えないのです。
自分の前でエンジンがまわっていて、後ろから蹴飛ばされる、という感じが好きなのです。
話を戻しますが、このS8とQ7の2台は座っただけでビシビシ来るオーラみたいなものがあって、
とてもよいものでした。
運転席というのはやはり特別な場所であって、その空間から車の成り立ちをほぼ7割くらいは
語っているのではないのかな、とも思います。
もう少し早くQ7に出会っていればこの夏にでも、ということになったかもしれませんが、
今はもう6年乗っている車の足回りを改造することになっていて、それに合わせて
室内の大がかりなクリーニングをして、ちょっとだけ新しい車に生まれ変わらせようと
しているところです。
うまくいけばいいのですが、こればかりはノーマル部品をつけるわけではないので、
つけてみないとわからないというギャンブルであります。
